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【噂のMCTオイルとは?】

こんにちは!
パーソナルトレーナーの土岐です!!
今回は最近一般の方でもよく耳にする
【MCTオイル】について

3つに分けてお話できればと思います!

『今回の流れ』

①なぜMCTオイルはいいのか?

②そしてどのような効果があるのか?

③どのように使っていくのか?

まずそもそもMCTオイルってなに?
という方向けに簡単に説明させていただくと
MCTオイルは『中鎖脂肪酸』といいまして、脂質に分類されます。

この脂質の鎖が中くらいの長さなので、中鎖脂肪酸と分類されます。
比較的短い脂肪酸なのですが、私たちが日頃口にしている脂質はほとんどが長鎖脂肪酸といい、鎖が長い脂質を摂取しております。

それに対して中鎖脂肪酸っていうのがMCTオイルになるのですが、ココナッツオイルとかは聞いたことありますでしょうか??

一時期話題になったオイルなのですが、なぜ話題になったかと言うと、海外セレブやハリウッド女優が摂取しているということで話題になりました!

では、なぜ話題になったかといいますと、このココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸が身体にいいと言うことで海外セレブ達はこぞって愛用されていました!

しかし、ココナッツオイルには約60%ほどしか中鎖脂肪酸が含まれておらず、このココナッツオイルで良いとされている中鎖脂肪酸を100%抽出したものがMCTオイルというわけです!

ここでやっと1つ目の話に繋がるのですが、長鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸の違いについて理解していただけたらなぜ身体に良いのか理解していただけると思いますので、そこの違いからお話していきます!

長鎖脂肪酸は消化吸収されてから実際に身体で使われるまでが長い(遅い)です。

長鎖脂肪酸が口に入ってから、胃、小腸でリパーゼというもので分解されますが、実は分解されただけじゃ吸収ができず、水に溶ける『ミセル』という形で吸収され、その後再合成など複数の過程を通し、血液を通して全身に運ばれていきます!

一方、中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸とは違い、口や胃でのリパーゼの感受性が高いのがまず特徴になります。

そして、先程長鎖脂肪酸では『ミセル』という形で吸収されたのが、中鎖脂肪酸の場合はこの『ミセル』という過程を経ることなく、直接的に肝臓に運ばれて処理をされていくという流れになります!

なので長鎖脂肪酸よりも過程が圧倒的にスムーズなのと、肝臓に直接運ばれるのが特徴になります。

さらに僕自身大きな特徴と捉えているのが、普通脂肪を燃焼してエネルギーとして使う際に『カルニチン』というものが必要になり、お肉などによく含まれているのですが、このカルニチンは年齢と共に徐々に生成能力が衰えていきます。

ですから本来であれば、この脂肪燃焼にはカルニチンが必要なのですが、なんとMCTオイルはこのカルニチンを必要としません!!!

2つ目効果のまとめですが、消化吸収までの処理が速いだけでなく、燃焼までのスピードが非常に速いのが特徴になります!
即座にエネルギーにできるからこそ、食欲の安定にも繋がり、人によっては便秘解消にも効果があったりします!

最後に3つ目の使い方についてです!
これがめちゃくちゃ簡単です!

大前提覚えておいていただきたいことが、MCTオイルは『エネルギー源』ということです。

みなさんの基本的なエネルギー源ってなんでしょうか?
大半の方が分かると思いますが、『糖』です。

みなさんご飯を食べないとエネルギー不足を感じると思いますが、エネルギー不足を感じるから余計な物を食べてしまうんです。

脳は広い意味でエネルギーを欲しています。
だから手っ取り早くみなさんは『糖』を摂取することを選択する方のが多いと思いますが、脳を安定させるためのエネルギー、ここでいう即座にエネルギーになるMCTオイルを摂取することにより、脳がエネルギーで満たされるため、食欲を安定させることができるというわけです!


簡単な話、今まで糖を摂取していたところをMCTオイルに変えるだけでもダイエットに役立つというわけです。

一例でいうと、朝昼ご飯食べて、夜ご飯抜く方多いと思いますが、朝昼は糖を摂取する為エネルギー満ち足りてる状態ですが、夜が不足しがちになります。
そこにMCTオイルを摂取することにより、エネルギーを与えることができます。

さらに、よりダイエットを加速させたい方は朝の糖を抜く方いらっしゃると思いますが、その場合は朝の糖を摂取しないと脳がエネルギー不足を感じてしまうので、そこにMCTオイルを入れてあげるとよいです!

次にどれくらい摂取したらよいのかということですが、まずは1回に対して大さじ1くらいが目安になります。
いける人は大さじ2杯とか摂取して頂いても大丈夫です!

まだ使った事のない人はお腹下してしまうこともあると思いますので、小さじ1くらいから始めて、それでも大丈夫そうであれば使用量上げてもらって大丈夫です!

最後に注意点ですが

加熱厳禁です!

なので、使う際は加熱はせずコーヒーやお茶に入れたり、味噌汁に入れたりなどして活用してみてください!

今回は初めて食品単体に対しての解説でした!
みなさんいかがだったでしょうか?
これからも単体の食品や栄養素なども話題に出来ればと思っております!

また是非次回もお楽しみに^^*!

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