見出し画像

数字依存症の恐怖と治療法

先程おっぱいふわふわ~と含むツイートをした瞬間、twitterのフォロワーが1人減った。
内容としては特に下ネタを強く含む内容ではなかったのだが、やはり何らかの不快な思いをさせてしまったのかもしれない。申し訳なく思っている。
しかしその減った数字を見たときに真っ先に思ったのは、申し訳ないという感情ではなく「うわぁショック」だった

この「うわぁショック」と自分が思ってしまったことに私は強くショックを受けた

私はフォロワーなんて数だけいても意味がないとか公言しているにも関わらず、それでも数字が減った瞬間を目の当たりにしたらショックを感じてしまったのだ。
この事実から、自分が数字に支配されているという現実を再認識させられ、今このような記事を書いている。

そして、やはり自分が考えるようなことはすでに先人が考えているんだなぁと、一日に2回も思ったのは生涯初めてだ。

一つはすでに書いた連続回避本能、一つは本記事で取り上げる数字依存症だ。

このnoteにもすでに先人がいて、数字依存症で調べればずらっと出てくるのでぜひ読んでほしい。

数字依存症の怖さに関しては色々な意見があるが、私はこれは現代病だと思っている。

元々ビジネスの世界では数字を気にするのは当たり前だし、気にしないようなのは仕事ができないと言ってもいいくらいだ。
だから昭和くらいの日本で数字依存症などという言葉がすでに存在したとしても、否定的な意味を持たなかったのではないだろうかと思う。


インターネットが発達した2000年代頃からの日本で、特にSNSというものが生まれてから数字依存症は一般にまで広がっていったのではないかと思う。
SNSのフォロワー数やいいねの数、古くはメイプルストーリーの人気度など、ビジネス以外の場で日常的に数字を意識しうる環境が提供されたために、現代人は数字に支配されやすくなっていったのではないか?

なぜ数字に支配されるようになっていったのか?というマクロ的な視点よりも、私はミクロ的、かつ解決策を提案することに脳が喜びを感じる種類の人間なので、ここでは稚拙ながら解決策を提案させてもらう。

専門外なのではっきりとしたことは言えないが、脳は数字が増えることで快楽を感じ、数字が減ることでストレスを感じるように変容してしまっているのだと思う。
その原因としてSNSなどの数字が物を言う、いやさ数字で物を言う世界に身をおいていることが関わっていると思う。

だから私が提案するのは、数字を増やすことに快楽を覚えないように、むしろ苦痛を感じるように脳を変容させてしまえばいいのではないだろうか?ということである

間違いなく荒療治であり、もはややりすぎでは?という意見も出そうだが、専門外なのであしからず。

クッキークリッカーというゲームがあるのをご存知だろうか?
これはクリックすることでクッキーを焼き、クッキーを焼きまくることでゲーム内のお金を稼ぎ生産効率を上げまくりクッキーをもっと焼くというゲームである。

はっきり言って「私はそれ何が楽しいの?」と思ってしまったので、プレイしたことはない。
しかし、このゲームは紛れもなく数字を増やすゲームである。
数字を増やす以外に楽しみを見出だせない、純然たる数字依存ゲームである。

これだ!と私は思った
死ぬほどつまらないクッキークリッカーを作ればいいんだ!
死ぬほどつまらないクッキークリッカーを作り、意味のない数字を増やさせ続ける。
数字を増やすにはクリック、または面倒で意味のない作業を行わせる。
本家のクッキークリッカーはなんだかんだ面白いらしいが、面白さの秘密を研究して、すべて潰してしまえば最強の数字依存症治療ゲームが出来上がるのではないだろうか?

ゲームで人を救うことができるかもしれないチャンスがすぐそこにある。
こうしちゃいられない。
私は意気揚々とパソコンを立ち上げ、twitterのいいねを確認し、ビットコインの価格をチェックし、相互フォローの定期ツイートがされているか確認し、やることがなくなってエクセルを開いて閉じた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?