ほーむぺーじってやっぱ必要?
もしもあなたが歯医者を探していて、広告や看板などで幾つかの候補を見つけたら、どんな先生?治療は上手?痛くない?土日は診療してる?ホワイトニングもできる?支払いにカードは使える?・・・など知りたいことがたくさんあるので、すべての候補先のホームページをスマホでチェックして比較しようとするのではありませんか。
でも、そのときホームページがない歯医者にわざわざ電話やメールで質問しますか?
そんなことしませんよね。
ほとんどの場合、だまって幾つかある候補先から外すでしょう。
だって私たちは「失敗したくない」のですから当然です。
人間は「成功したい」よりも「失敗したくない」という欲求のほうが強い性質があります。失敗したくないから情報が欲しいのに、ホームページすら用意してない歯医者なんて話にならないわけです。
同じようにあなたの会社に興味をもった求職者だって、すこしでもあなたの会社の情報が欲しいのです。
もちろん求人広告には情報をできるだけ詰め込みます。
でも広告スペースには限りがあるので、どうしたって伝えたい全てを書ききれません。
一方、求職者はスマホであなたの会社の情報を探します。「必ず」と言ってもいいでしょう。
求職者は必ずあなたの会社のホームページを探す
求職者の行動原則として①求人広告を見る→②関心を持つ→③あなたの会社のホームページを探す、という流れの後に「応募」があるのです。それなのにホームページがなかったら・・・流れを止めるのはマズイですよね。
ではホームページには何を書けばいいのでしょうか。
弊社は創業何年で独自のナントカ工法がどうのこうの・・・という建設会社にありがちな自社アピールは残念ながら求職者は見ていません。たぶん取引先もみてないのではないでしょうか。
ホームページに書くべきことはひとつだけ
ホームページに何を書くべきか、その答えをいいましょう。
「あなたの会社に入社したひとはどんな人生を送っているか」という点を抑えておけばまず間違いないでしょう。
先輩社員のインタビュー記事が用意できれば理想的です。
ポイントとしては、あなたが欲しい年代と近い年代の社員の記事を多めに載せることです。
30代が欲しいなら30代の社員の記事をなるべく用意するということですね。
仕事のやりがいがどうしたこうしたというヤラセっぽい内容より、あなたの会社にはいってどんなメリットがあったのかを語ってもらえたら最高です。
気になる会社の駐車場を見に行った男の話
僕の話です。
現在の会社の面接を受ける前、従業員がどんな車に乗っているのかを見たくて会社の駐車場まで行きました。
車をみれば給与水準をはじめ、なんとなくどんな人なのか想像できるからです(実際よく当たります)。
ありがちなイカついカスタムのアルファードはなく、どノーマルのSUVや軽自動車ばかりが止まっていたので、比較的常識的な人が多いのだろう、しかも現行モデルばかりなので、ローンの通りやすい会社=財務面で優秀なのだろうと勝手に解釈しました。
社員の車をホームページに載せろと言っているわけではありません。
繰り返しになりますが多くの求職者は「あなたの会社に入社したひとはどんな人生を送っているか」が気になるのです。
それを求人サイトだけで伝えることは不可能なので、自社のホームページか、求人用特設ページを用意してそこで足りない情報を補いましょう、ということです。
自社ページをドカタホイホイに育てよう
またメリットはそれだけではありません。
専門的な説明はしませんが、自社のページがあるとアクセスを分析できるツールを使用できます。
将来的に自社の求人ページを【ドカタホイホイ】に育てる目的があるなら、アクセス分析は欠かせません。最近は低予算で作ることができますので、求人広告を掲載する前にかならずホームページを用意しましょう。
結論:求人用の自社ホームページは絶対に必要
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