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あなたの会社と人材を奪い合っているのは?

『ウチはこのあたりの同業者より良い条件なのに人が来ない』
という悩みを抱えている社長さんはいませんか?


ズバリいいます。
ターゲット(求職者)の目には「同業者より条件が良い」というだけではあなたの会社は魅力的に映りません。
なぜならあなたの会社が待遇面で上回らなくてはならないのは同じエリアの他業種だからです。


もちろん例外もあるでしょうが、我々建設業者が狙うターゲットは学歴・年齢不問、未経験可という条件で転職先を探している場合が多いでしょう。


実際に求人サイトなどで条件を入力して検索すれば、建設業にくわえて物流関係や介護職、工場などがヒットすることがわかります。
求職者はこの中からもっとも自分にとって条件の良いものを選ぶのです。

ですから、あなたが待遇面で競わなくてはいけないのは同業他社ではなく、おなじエリアの物流や介護、工場などの他業種なのです。ちなみにこの3業種は、建設業と同じように人手不足が深刻とされている「不人気業種」でもあります。

あなたの会社は同じエリアの不人気業種の中で、良い待遇・条件を提示できることを目標にしましょう。

給料が一番高くなくても勝負できる

もちろん、ライバルよりも良い給料を提示できれば有利なのは間違いありません。でも好条件とは人それぞれなのです。

たとえば「ウチはガチで自由に休みが取れるよ」というアピールならキャンプや登山などの趣味に力をいれたい人や、副業として建設業もいいなあ、筋トレになるかも・・・なんて考えている暇なIT業界の人に刺さるかもしれません。

「ウチの会社は銀行から評価が高いので住宅ローン(自動車ローンでも可)の審査が通りやすいし、なんなら銀行紹介するよ」というアピールも前職でローン審査に苦しんだ人には魅力的かもしれません。余談ですが、意外とこういう人は多いみたいです。


徹底した求職者目線であなたの会社をアピールできれば、エリアで一番高い給料でないとしても求職者からの応募を勝ち取ることが可能なのです。

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