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創業1年を迎えて

会社設立からおかげさまで1年を迎えることができました。
この機に、自分の記憶と記録のためにもnoteに日々の雑感も含めて綴っていこうと思います。

長い間居た会社から独立し、温かく送り出してもらえたことで、この1年とても充実した時間を過ごすことができました。体感としては2年位経ったかという感じですが…
独立したきっかけは、もっと実験的なことを即決で試したい、今まで培ってきたスキルをもって日本のこれからのことに関わりたい、と思い切って飛び出しました。
声に出すことって大事だなとつくづく思う1年でした。やりたいことを言っていると、その方向のプロジェクトから声をかけてもらって参加する、独立してからは、そんな機会が増えたなと思います。

大きな出会いがあった雲仙の海

まずは、はじめましての自己紹介から、

僕は、空間デザインを通じて企業や商品の総合マーケティングプロデュースを提供するDOKASEN Inc. を2023年9月1日に立ち上げました。
ドウカセンという社名には、
「みんなが自分色の花火を打ち上げるための着火点・きっかけ(=導火線)になりたい」という想いを込めました。
いままでは、前に出たい自身の性格も相まって、関わるプロジェクトのほとんどで主役になってやってきました。しかしながら、そのやり方で進めると僕が抜けると続かなくなることが多く、それが悩みでもありました。続いて拡がっていくためにはどうしたらいいかと考え、自分が花火になるのではなく、みんなが自分の花火を打ち上げられる「ドウカセン」になれば、プロジェクトが続き拡がっていくと信じてこの社名を付けました。

僕は、デザインの力を強く信じています。
僕は、デザイン思考で多くのことを解決できることを身をもって実感してきました。だから、その思考で様々なことを解決したいと思っています。
僕のデザインは「整理して伝えること」を第一にしています。
デザインには、翻訳し、変換し、人と人とを繋ぐ役割があって、
そしてデザインとは、商品そのものだけでなく、その周囲に在るものも関係してくるのです。

オフィスと現状唯一のメンバー Ame

例えば、誰もが知る老舗ブライダルジュエリーブランドでもらえるノベルティを、そのブランドからの結婚祝いに変えたり。
例えば、日本のある地方都市で創業した大手機械メーカーの強みを、首都圏ではなくその地方都市に在り続けることに見つけたり。
例えば、これからの未来を担う宇宙産業において、ロケット開発廃材で家具を製作し、人々に宇宙をもっと身近に感じてもらう取り組みをしたり。

日本には多種多様な自然や風習があり、それぞれの地域に古くから伝わる素晴らしい文化が育まれています。
外に目を向けると、世界的企業・ブランドは数えきれないほどありますが、日本国内にもまだまだ知られていない魅力的な場所やモノ、技術が多く存在し、それらはすべて日本が世界に誇れる「財産=ブランド」なのです。

真冬の釧路湿原をカヌーで移動・さまざまな動物に会える(氷点下-10°)

DOKASENは、それぞれの地域や会社の内側にいる人が弱みに感じる部分さえも強みに変え、内側からは見えない魅力を引き出し、過去から繋がるその輝きを今に伝わる形に変えて残すことを使命と考えています。

数多ある情報を整理し、届ける相手に伝わりやすい形に変え、それぞれの場所でそれぞれが最高に輝ける花火を打ち上げられるように、かかわる人それぞれのアイデンティティや創造性を大切にしながら、社会に新たな色彩をもたらしていきたいです。

まずは1年経過してやっとDOKASENの向かう方向を文字に起こせました。
次からは、僕がこだわるのが、なぜ日本のことなのか?自然?風習なのか?を話せていければいいなと思います。これからどうぞ宜しくお願いします。