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希望の見つけ方(25)新しい習慣

何か特別なことをしようと力むより
 
シンドイこともガマンして…
などと重い気持ちになるよりも
 
自然と希望に向かうような
いつの間にか目標に近づくような
 
新しい毎日の習慣を作ったほうが
ずうっ~とラク!
 
新しく始めた習慣が2つあります。まずは、仕事をする前のストレッチ。大きく広く手足を伸ばしてストレッチをすると、熱い血の流れが体のすみずみまで届くよう。私はもともと寒がりなので、これにはとても助かっています。朝一の作業にも軽快にサッササッサと取り掛かれます。
 
そして晴れた日には、日を浴びること。近くの公園まで足を伸ばしてベンチに座ります。そのうちぽかぽかと温かくなって上着を脱いでシャツを腕まくりするほど。10分間でも太陽の光を浴びると、生命力がジワリと湧き上がってくるようです。
 
晩酌も私の欠かせない習慣です。「1週間に一日か二日は休肝日があったほうがいいよ」とアドバイスをいただくことは何度もあります。でも、人からなんと言われようと、今日一日頑張った自分へのご褒美を与えたい。「ああ、今日も良くやったなあ」と気持ちの節目をつけたいのです。友人には「継続は力なり」と冗談を言い放っておりますが…。
 
私は、会社の元気づくりを仕事として長年やってきましたが、たとえば元気な挨拶運動を組織に定着し習慣化するには最初の3ヶ月が勝負です。3ヶ月の間は集中して、「おはようございます」「ありがとうございます」などの基本的な挨拶を徹底するのです。私はそれを3ヶ月集中主義と呼んで、各社に導入していました。習慣の定着は密度の濃い3ヶ月なのです。3ヶ月集中主義は、いろんなことに応用できます。先述した朝一番のストレッチ運動なども、まずは3ヶ月間だけ続けてみようと決めれば、不思議ですね、4ヶ月目から勝手に体がストレッチを要求するようです。
 
私の柔道の師W氏は87歳(2024年)ですが、今もなお高校生と一緒に稽古するほどのおたっしゃぶり。W氏が教えてくれた習慣が、腹八分ならぬ腹七分(はらしちぶ)。もうちょっと食べたいなあ、というところで箸を止める。W氏はかつて糖尿病に苦しんでいましたが徹底した自己管理で完治した人。医者からも驚かれ、有名になって何度もNHKで紹介されたほどです。W氏の持論は「食い過ぎが諸悪の根源」だそうで、私も腹七分とまではいかなくとも、腹八分を習慣にしているのです。おかげで胃腸に関してはとても快腸、いや快調です(笑)。
 
いい習慣は人生を変える力を持っています。
 
 
◎カイゼンひとくち英語
Good habits can change your life.
良い習慣には人生を変える力があるよ。
 

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