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土居豊の文芸批評

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土居豊の文芸批評 作家・土居豊が「文芸批評」として各種ジャンルの作品を批評します。 不定期に掲載。 マガジンとしてまとめる記事は、有料記事です。同じテーマの批評をまとめ読みがで…
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#機動戦士ガンダムSEEDDESTINY

土居豊の文芸批評 特別編《ヘルマン・ヘッセの『荒野の狼』と、マルチバース小説、そして自作のことなど》

土居豊の文芸批評 特別編 《ヘルマン・ヘッセの『荒野の狼』と、マルチバース小説、そして自作のことなど》 (1)ヘルマン・ヘッセの『荒野の狼』と自作の思い出 ヘルマン・ヘッセの小説を、今20代以上の人の多くは、一度は読んだはずだ。なぜなら、中学校の国語の教科書に、かつては定番教材としてヘッセ「少年の日の思い出」が載っていたからだ。 ※参考 教育出版 https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/textbook/chuu/kokugo/document

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土居豊の文芸批評・アニメ編 映画評『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』

土居豊の文芸批評・アニメ編 映画評『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』 (1)ガンダムの半世紀近い歴史を、背負って立つ心意気 本作は、前にも書いたように、「ガンダムSEED」と「ガンダムSEEDデスティニー」の両方を観てきた人は絶対に観るべき映画だ。テレビ全100話の長いシリーズの、それぞれの愛の形を描き分けてみせた最終回だった。 主役の2人の男女、キラとラクスの全裸?のキスで幕を閉じるラストシーンは、全編のテーマを見事に集約していた。 本作の見どころは、それぞれ

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土居豊の文芸批評・アニメ編 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は21世紀の混迷を先取りしたアニメ

土居豊の文芸批評・アニメ編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は21世紀の混迷を先取りしたアニメ  ※写真は全て土居豊の撮影 (1)「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」を2周、通して観た 「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」、この長いアニメを最近、2周通して観た。最初は地上波テレビの再放送枠でなんとなくみはじめて、だんだんと引き込まれていくうちに、最初の方のあれこれが実は伏線だったことがわかってきて、もう一度最初から見返したくなったのだ。 前作の

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