2023年6月の記事一覧
土居豊の文芸批評・アニメ編 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は21世紀の混迷を先取りしたアニメ
土居豊の文芸批評・アニメ編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は21世紀の混迷を先取りしたアニメ ※写真は全て土居豊の撮影 (1)「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」を2周、通して観た 「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」、この長いアニメを最近、2周通して観た。最初は地上波テレビの再放送枠でなんとなくみはじめて、だんだんと引き込まれていくうちに、最初の方のあれこれが実は伏線だったことがわかってきて、もう一度最初から見返したくなったのだ。 前作の
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連載更新!文芸批評4(続き)村上春樹『街とその不確かな壁』の原点は、忘れられた傑作『1973年のピンボール』である 2
連載更新!文芸批評4(続き)村上春樹『街とその不確かな壁』の原点は、忘れられた傑作『1973年のピンボール』である 2 ※写真は全て土居豊の撮影 ※前回まで 土居豊の文芸批評その4 村上春樹『街とその不確かな壁』の原点は、忘れられた傑作『1973年のピンボール』である https://note.com/doiyutaka/n/n496a4b188cfa (4)ピンボールの主役・鼠の故郷、西宮と芦屋 本作は、前作『風』でもう一人の主人公だった語り手「僕」の親友「鼠」に
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土居豊の文芸批評・映画編 『THE DAYS』(2023年 Netflix)をみて、東電福島第一原発事故について改めて考える
『THE DAYS』(2023年 Netflix)をみて、東電福島第一原発事故について改めて考える (1)なんだ、門田本原作かー 話題のこのドラマをみ始めたが、さっそく違和感がある。それもそのはず、よく見ると、原案:門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」とある。なんだ、門田本が原作なのか。この本、事実を誇張して描いており、同じこの本を原案にした映画『FUKUSHIMA 50』の出来の酷さの原因は、原作の責任でもあった。 それでも、海外向け配信も含んだネトフリド
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