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親子で7つの習慣②:寸劇で相手の思いを知る(ワークショップ報告【後半】)

こんにちは。DINのまーちゃんです。
地元名古屋でも「7つの習慣」を題材に、仲間と対面イベントも交えて交流しています。

本記事では、親と子、互いの思いを知るために企画した「寸劇ワークショップ」について紹介します。

テーマは「"親はテレワーク(勉強)したい、子はかまってほしいシチュエーション"について親子で考える」

親子で7つの習慣①:カード制作で幼児にも身近に(ワークショップ報告【前半】)の様子はこちらから

前半での「親の思惑に誘導してはいけない」という気づきを踏まえ、後半は、子どものやりたいことや思いをありのままに受け取ろうと胸に刻んで進行しました。

ハッピーサンキューナイスでアイスブレイク

「ハッピーサンキューナイス」とは、参加者が輪になり、トーキングスティック(スティックを持っている人だけが発言できる。周りは傾聴)を回して 発言者をローテーション。お題に順番に答えていく活動です。

どんな発言も拍手で称賛され、発言を見送る「パス」もOK!

最近あった "うれしかったこと" "感謝したかったこと" "いいね! と思ったこと" を順々に発表し、場が温まったところで、本題(1人のお悩み)について意見を出し合います。

トーキングスティック(=猫の人形)を
持っている人が発表

本題を寸劇にして、お互いの気持ちを考える

場が和んだところで、今日の本題「親はテレワーク(勉強)したい、子はかまってほしいシチュエーション」について、親子で考えるパートに入ります。

立候補した女子2名と、大人1名でまずは「どんな設定にするか」作戦タイム!   他のメンバーには内緒でストーリーを考えます。

いよいよ寸劇のスタート!
小1女子がお母さん役、小3女子が7歳のお姉ちゃん役、アラフォー女子が0歳の赤ちゃん役と決まりました。

お母さんの仕事中に話しかける娘役
放置される子ども達

実際にあった光景を思い出しながら演じる小学生女子2人。

テレワーク中「ちょっと待って」と言いながらPCから目を離さない母。赤ちゃん役をつとめたアラフォーA子は、手持ちぶさたで暇で……。子どもの感覚を味わいました。「お菓子食べてて」と言われてお腹は満たされても、心が満たされないと感じたそうです。

寸劇後のインタビュー

演じてくれた2人に、日常のこのシーンでの気持ちを聞いてみました。

Mちゃん(小1)
静かに遊んでるのに、電話する時に「静かにして」といわれる。うるさくしてないのに
・「静かにして」とはいうけど、静かにしてる時に「ありがとう」とはいわれない
・ママはいつも「家族の時間を大事にしなきゃ」といってるのに全然守っていない


Sちゃん(小3)
・「ただいまー」って帰ってきたら、ひとことめに「会議してるからシーッ」て言われる。「ただいま」って言ったら普通「おかえり」でしょ

グサグサグサリッッッッヽ( ̄д ̄;)

最初は、テレワーク中の「仕方なさ」に共感してもらおうと策略していたロールプレイでしたが、逆に痛いところをつかれ、親に染みついた悪しき習慣を思い知らされる結果となりました。

どの口が「子ども達にも『7つの習慣』を実践させたい」と言っていたんだと、恥ずかしい……🫣

Mちゃんの悩みをお題に解決策を探る

インタビューの結果、みんなで議論するテーマはMちゃんのこちらの悩みに決まりました。

頑張ってるのに ママの感謝を感じられず
悲しくて イライラしちゃう

ここでもトーキングスティック(猫)を回し、メンバーからMちゃんに質問しながら、解決策を探っていきます。
(男子、幼児は離脱。各々の遊びへ……)

猫を持ってる人がMちゃんに質問
回答をヒントに打開策を提案
出た意見はMちゃんの本音をくみながら
Sちゃんがメモ

みんなの意見を出し切ったところで、子ども目線でMちゃんとSちゃんに「ピンとくる解決策」を順位づけしてもらいました。

子どもが望むのは「有言実行」

検討結果

MちゃんもSちゃんも、1番に選んだ解決策は同じでした! それは……

⚫︎時間を守る

「あと15分待って」と言ったなら、必ず15分後に話を聞く。「15分」と見通しがつけば、今は我慢できるそうです。

現実、親の私たちは「あとちょっと」とあいまいにその場をしのいだり、「あと5分」と先送りにしておきながら、その時間が守れていないこと、多々あるなぁと実感しました。

時間を決める。守る。
社会人として。大人として。親として。
当たり前のことを当たり前に守っていかねばと決意しました。

⚫︎とってつけた「ありがとう」はいらない

「ありがとう」がなくて不満なら、「ありがとう」って言う!

という安直な考えは、最もNO!‼ でした!
気持ちのない「ありがとう」には気をつけないといけません。

⚫︎子どもの気持ちは 聞かないとわからない

「子どもの気持ちを親が察知できる仕組み(カード)」があれば、子どもの課題は解決するのでは? と考えた親チームの予想は見事に外れ・・・・・・

当初は、前半作った「7つの習慣」カードをこの寸劇での解にしようとしていた私たちですが、子ども達の本音を聞いたことで「親が考える手段が 必ずしも正解にはならない」と思い知らされたわけです。

その点で、このワークショップは子どもに対峙して傾聴し、相手を理解する場となり、有意義な会になりました。


……という傍ら、この一日を何としても留めておきたい、伝播したい! 「ちょっと待って」と言いながら 丸一日かけて執筆した書き手:まーちゃん∋∞( ´_ゝ`)∞∈

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7つの習慣を学ぶワーママコミュニティ「DIN」について

【「7つの習慣」で育休復職のドキドキをワクワクに★(全7回)】
育休復職✕7つの習慣|DoItNowコミュニティ|note

【旅の準備に「7つの習慣」をお忘れなく♪(不定期更新)】

旅×7つの習慣|DoItNowコミュニティ|note

※本コミュニティは「7つの習慣」を日々の生活で実践しようと試行錯誤しながら学び合いをする私的なコミュニティで、「7つの習慣」が広まって素敵な社会になればいいなと考えているワーママの集まりです。フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社、フランクリン・コヴィー米国本社、株式会社FCEパブリッシング等の企業・団体と関係はありません。

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