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可処分時間の使い方と奪い方

たった5分
これが集中できない。
そして有効に使えない。

みなさんは5分空いたら何をしますか?

可処分時間とは「個人が自由に使える時間」のことです。
働き方改革で残業時間が劇的に減り、自分の時間が増えたと思います。

本当にそう感じていますか?

現代はあらゆる時間消費の誘惑の時代
スマホ一つあれば、PCさえあれば、ネットさえあれば
僕なんか1日中暇を潰せるくらい時間の消費が激しい。

いかにこの可処分時間を生み出し、つくり、押さえ、
自分に投資するかが僕にとっても成長の鍵になっています。


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最近はnoteなどのたくさんの読み物や音声コンテンツなど
皆さんの発信からも勉強させていただいています。
その時間も可処分時間から割り振ることになります。

正直に言うと
仕事や自分の都合で時間と心にあんまり余裕がなくなってくると、
テキストは読むけど音声コンテンツは聴くのがめんどくさくなる
で、今流行りの5分音声コンテンツは長尺ラジオよりさらに聴くのが億劫になっていく。

それはなぜだろう。

なんとなく、
テキストの方が圧倒的に利用しやすいし、理解しやすい。 僕はですけどね。。。

まず音声コンテンツは、享受する側としては「場所」と「時間」と「時間帯」を選ぶ。
そのパズルを当てはめようとするのにコストがかかる。

そして音声や映像コンテンツはペースやテンポを発信者側に支配されるのがなんとなく嫌だ。

さらに、
長尺のコンテンツなら、「さぁ聴くぞ」と腹を括って準備をするが
5分程度ならまた"あとでもいいや"となってしまいがちだ。

本当に後からは聴くのであるが、
話す方がゆるいのもあって、
聴く方もゆるくなる。

そのゆるさは、
おそらく提供者の狙いだろうとは思う。

気楽に聞けて、それで発信者を気に入ってもらえれば長尺コンテンツもどうぞというエントリーモデルになっている。

だがしかしだ、
普段からよく聞く、よく読む側からすると、

音声コンテンツの場合は、
リリース後にすぐ聴きたいのに聴けないというストレスがある。
音が出るから場所を選ぶし、
『読む』より『聞く』ほうが脳にストレスがあるんだ。
そう、「聴く」よりも「聞く」ほうが脳を使う

なぜか、

ちょっと脱線する。
AIを齧った人はわかると思うが、
画像認識や文字認識はさほど難しい技術では無いし、AI技術を牽引してきたくらい王道のものだ。
さらに、日本語の「文字」というのはそれ自体に意味があるため、
日本人はテキストが見えた瞬間に「意味」に辿り着きやすい。

ところが、音声となるとそのハードルが途端に高くなる。

聞こえてきた「音」を解析し、それを文字にマッチングする、
テキストに変換してさらに意味を割り当てる
意味を割り当てる際には、前後の文章から想定するほかない。

それが日本語となるとさらに難しい。

「同音異語」ともなればそれ単体の「音」では意味に辿り着かない。

と、考えると脳への負担が想像できないか。
それも聞こえてくるのが声だけならまだいい。
雑音や他の人の声など「暗騒音」が混じると途端に聞き分けが難しくなる。

その聞き分けの能力を「カクテルパーティ効果」という。
パーティなどの多くの人がいる中でも注目した人の話はなんとなく聞き分けられる。という話。

中にはそれが難しい方もいらっしゃるのだ。


音とAIの話でやや熱くなってしまった。
職業病である。


そうだ

YouTubeが自動テロップだすみたいに、
noteの音声コンテンツにも自動文字起こしがあればいいのになぁ(要望)

テキストのいいところって『音がない』ところ。
音声コンテンツって『音』があるじゃん。
その準備が大変。



発信する側からすると、
他人の過処分時間は奪い合いです。
自分が発信する情報やサービスに時間を使っていただく大戦争。

スマホゲームなどもそう。
そしてインスタやTikTokなどのショート動画も圧倒的な強さで人の時間を奪っていきます。そこに広告が混じることでお金が生まれる。

そう考えると、『X(Twitter)』もそのライバルなのかもしれないですね。

Netflixも他のSNSも発信者からすれば全部ライバルのはず。


テキスト、画像、音声、動画とさまざまなコンテンツがある

そう考えると、Twitter上でのHum川さんの
1イラスト・1メッセージというコンテンツはタイパ最強なんだよな。

かわいいイラストとふふふとなる1メッセージ

イラストとわかりやすいセリフっていう1コママンガ的な。

しかも手書きっていうね。
やっぱイラスト描ける人って伝える力が強いと思う。

しゃおり先生もそういうお一人、それをお仕事にされている

人の目ってめちゃくちゃいろんな情報と取り込もうとするすごいセンサーで、一目でわかるという情報が大好き。

先ほどの「音」でさえ、目に見える情景によってはバイアスがかかるのです。

パッとわかる映像情報って安易に脳に入れやすい。
だからショート動画が流行っているのか。

安易と言えば、
スマホゲームの「自働化」が進んでいるのに気づいていますか?

収益が買い切りのイニシャルではなく「課金」というランニングによるガチャに集約されるソシャゲに関しては、
ガチャによる「蒐集」癖を刺激し「欲しい」と思わせる仕組みが満載になっています。
なので、ゲーム要素がもう邪魔で、ゲームの進み具合はある程度自動化が進んでいます。

「自動バトルモード」みたいなのがある。
ゲームによっては課金することで自働化がもっと便利になったり高速化したりする。

ゲームユーザーはプレイよりもガチャやゲーム結果によるアイテムのゲットにしか興味がないため、うざったいバトルやストーリよりも

「はやくアイテムを渡せ」

という状態になっている。
その自働化がますます進んでいるし、ゲーム自体も簡略化がすすんでいるとゲーム関連で仕事をしている弟に聞いた。

その実感もある。


可処分時間はそうやって消費されていく。

僕はたまたまTVを見なくなったのでドラマやTV番組で時間を消費することはないが、たまにゲームもするし、漫画も読みます。
自身の将来のために可処分時間をフルに導入できているかと言われば否となります。

そして多くの時間を現在はTwitter(X)に消費しているという自覚がある。
みなさんはどう?
何に一番時間をつかっていますか?


そんな貴重な可処分時間をつかっていただいて最後まで読んでいただきありがとうございました。

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