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【読書】センスは知識からはじまる 水野学

僕は技術者です。
ものづくりに魔法は無い
AIやICTはなんでもできる魔法じゃない
と思ってます。
だけど、本書を読んでまだ勘違いしている部分があるなと気づきました。

本書をお薦めしたい人

  • センスを磨きたい人

  • 自分にはセンスがないと思ってる人

所感

『センス』はその人の個性や育った環境などから生まれてくる感性なのだと思っていました。

そうではないらしい。
ということがわかる本です。
以下、僕が気になった部分を引用していきます。

技術がピークを迎えるとセンスの時代がやってくる
技術からセンスへの揺り戻し

まさに今の日本のことじゃないかなと。

『まず市場調査ありき』という日本企業はあえて新しいものを生まないように努力しているかのよう
必要なのはクリエイティブディレクター
市場調査に頼りすぎると自分が何を作りたいのか自分の頭で考えなくなる。

求められているものが「売れる」とどっかで思っているし実際に大事なことですよね。だけど、それが売れない時代になってきてるとしたら、
必要なのはクリエイティブなプロダクトアウトなのかもしれない

商品というアウトプットは『もの』であり、視覚に左右されます。

ただしイケメンに限る
の語源とも捉えられる格言ですね。

みんなが『へぇー』と思うものは、ある程度知っているものの延長線上にありながら、画期的に異なっているもの。『ありそうでなかったもの』

全く知らないものを目の前に出されても反応できないですしね。
変化という名の進化を求められているのかも。

センスには賞味期限があるものも存在する

なんとなくわかります。
そして派手なものほど寿命が短い

王道とはなにかをそこを知るのが難しい

王道を知るためには歴史を学ぶべしなんでしょうね。

この本でわかるのは、センスとは一部の天才だけのものではなく、
ただしく学んで正しく導き出すものだということ。そのヒントが書かれていると思いました。
他にもたくさんのいいヒントがありましたので、ぜひお読みください。
Kindleでさらっといかがか



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あとがき

『凡人が』無知な状態でセンスで何かをやろうとするのはすごく恥ずかしい事だと思えてきました。
はじめはいろんなインプットして『受け売りの塊』こら始めていいのだと思える。

お読みいただきありがとうございました。もし参考になったり面白かったと思っていただけましたらサポートよろしくお願いします。次の執筆のモチベになります。