こどもの声は騒音か?ドイツの立法過程にみる10年遅れる日本の法制度。
いま国会で話題になっている「こどもの声は騒音ではない」の話はご存知でしょうか。岸田首相自らが子どもの声は騒音という認識を改めよう!と、言及をしており、日本での法整備も進みそうな雰囲気です。
ドイツでは、2011年5月に連邦イミシオン防止法という法律を改正し、こどもの声は騒音ではないと明記しています。
実は大学院でドイツ研究をしていたこともあって、この法律の立法過程も追っていたのです。今回の記事は、その立法過程を学びながら、日本の法整備にあたっての課題を考えていきたいと思います。
ここから先は
1,633字
この記事のみ
¥
500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?