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書くことは小さな覚悟を決めること

昨日のnoteで「書くモードに入るぞ」なんて決意表明しましたが、実際にお題が与えられているわけでもない場所で一番悩むのが「何を書くか」ということ。

日々の暮らしのなかでの小さな気づきはたくさんありますが、いざそれを書こうとしても「わざわざ書くことかしら?」「みなさまに読んでもらうメリットはあるの?」と筆と思考が止まってしまいます。

このテーマはもっと考えてから書こう。これは時間がかかるな、なんて取捨選択をしていたら今日書けることなんてありません。だからひとまず書いてみる。書きながら考える。「何を書くか」を決めることも、書くことであり、「これで書き切るんだ」と小さな覚悟を決めるしかないのだと思いました。

また、書くモードに入っていると何もかもがテーマになるような気がして、気づきに目移りしてしまう自分がいます。そこから選び、深めることが、まさに編集。編集のコツはどれだけリサーチできるかだと思っていますが、自分ごととなると、あ〜〜〜とってもとっても難しい。

ヒントを求めて「暮らしを変える書く力」(一田憲子さん著)という本を読んでみました。読者に共感してもらうには、という話の中でこんな一節があります。

大事なのは、今目の前にあることから、ふわりと視線を上げてみること。日常というものの上に、ぷかぷか浮かんでいる「真実」を見つけて言語化すれば、個人の体験が、みんなが手を伸ばせば届く言葉になる。今日のささいな体験が、あの人やこの人の生活ともつながる・・・。その手応えを感じたとき、「ああ、書いていてよかったなあ」と思え、その実感が次に書く力を育ててくれると思っています。

暮らしを変える書く力

ふわりと視線を上げる。。。まだまだそのコツを掴めていませんが、書き続けることできっと何かが見えてくるはず。そもそも自分の話を「聞いて聞いて!」というタイプではない自分が、エッセイを書く宣言をしてしまったことへの教訓として。そして、朝書いてみるという実験の一つとして。まずは「書くこと」について書いてみました。


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