マイカーで埼玉からロシア・バイカル湖へ(2019) #7 Skovorodino
#6の続き
・8/24[11日目(ロシア6日目)]
Zavitinsk→Skovorodino 晴れ→夕方に時々大雨
ひたすら何もないシベリアの大地、この日は森林を貫く道路だけが延々と続く中を走る。
西へ進んでいくにつれ木の生え方が変わってきたり、遠くの山が見えなくなってきたという変化があった。葉もところどころ色付いているものが増えてきて早くも秋の季節を感じさせる。
この日の走行区間はロシア上陸後走ってきた中で一番何もなかった。
地図を見るとどの街も幹線道路からかなり離れた場所にあるようで、補給はガソリンスタンドくらいでしかできない。結局お昼ごはんを食べることができず、ガソリンスタンドで購入したビスケットなどで済ませた。
途中路肩で休憩しているBMWのK氏、そしてその後立ち寄ったガソリンスタンドでMT03のH氏に再会し、彼らが泊まるという宿を教えてもらう。幸い空室があったので予約も完了しこの日の目的地が決定。
ロシアでは慣れない運転環境でもあるし燃料節約を心がけているので常に85km/h巡航をしている。そのため殆どの車に追い抜かれるが、他の人は休憩回数が多いのか何度も同じ車に追い抜かれたのが面白かった。
夕方になるとスコールのような雨が降ったり止んだりを繰り返す。どうやらこの辺りの気候は夕方にスコールが降ることが多いらしい。
アムール州に入りGMT+9(ヤクーツク時間、日本と同じ)のエリアになった。車内の時計が正しくなるので時間がわかりやすい。東経は九州、北緯は樺太中央辺りの位置まで来たので夜は日の入りがとても遅くなる。日本の夏至よりも明るい時間が長いので違和感がある。
幹線道路から外れた街にあるホテルへ向かう道はかなりタフな道路(ダートor穴だらけ舗装)だった。
このエリアで唯一のホテルという条件のせいか3600RUBと今までで一番高くて、設備が一番残念な感じであった。
道路はほとんど虚無の様であったしホテルは値段の割にイマイチであったが、ここで再会した二人とレストランの晩飯を食べながら皆で色々と話し楽しいひとときを過ごすことができたので良かった。
Zavitinsk to Skovorodino
宿泊地:Платина
Krasnoarmeyskaya Ulitsa, 105, Skovorodino, Amur Oblast, Russia 676011
走行距離:660km
----------
Zavitinskの宿。右の緑屋根の建物がカフェ
丘を越えると遠くに次の丘があるか、平坦になって地平線が見えるかの変化はある。本当に何もないので休憩場所は路肩の広い場所か、遠くにある村のために存在するバス停に停めて休憩をした
K氏
未舗装区間の中央分離帯は棒
ところどころ紅葉っぽい
R297からSkovorodinoへ向かう道
宿で再会した皆と楽しい時間を過ごす
風呂とトイレと食事の味以外は特に文句がない
午後9時前の夕焼けを見ながらH氏と韓国と日本のバイク事情や今後の旅の事などを話した
#8 [12日目(ロシア7日目)]へ続く
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?