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マイカーで埼玉からロシア・バイカル湖へ(2019) #8 カーナビ測位カンスト Znamenka

#7の続き


・8/25[12日目(ロシア7日目)]
Skovorodino→Znamenka 晴れ→夕方に雨

今日は長距離を走ることになるだろうから、早朝から準備をしていたらH氏も準備をしていた。H氏と今後の無事をを祈り、濃霧の中早めに宿を出る。

走っていても前日と同様に何も無いが、周囲の木が減ってきて丘のようになってきたので景色の変化を楽しむことができた。

僻地故か95ガソリンが1リットルあたり50RUB(80円)と高い。ハバロフスクまでは45RUB以下だった。
ガソリンスタンドで売っているものもかなり高価であった。それでも日本円にするといくらか安いが。

夕方になり宿を探すが幹線道路沿いには全く無い。途中、幹線道路から遠くに見えたChernyshevskという街へ行きようやく見つけた宿はНет(No)と言われ退散。

街中を走っているとひどく注目されるし、街の雰囲気があまり良くない。この街で宿泊することをやめて進むことにした。

街の出口にあるGSでガソリンを入れていると大雨が降ってきて、近くで雷が何度も落ちていた。少し走ると先の方で丘を照らす夕焼けがとても幻想的で、素晴らしい風景を見ることができた。先ほどの宿に泊まらなかったのはある意味よかったかもしれない。

数十km走ったところで、キャンプマークが描かれた標識を見つけた。カフェと宿が併設されていて、スタッフにここで泊まりたいというと歓迎してくれた。シャワールームは共同だが一部屋1600RUBと前日の約半額。

晩御飯はカフェのボルシチとピラフ。数日ぶりにとても美味い食事ができた。店員のおばちゃんも愛想が良くここまできて正解だった。

シャワーが別なところ以外はとてもおしゃれで良い部屋。駐車場も道路からは見えない敷地内にあるので、窓から車を見ることができ安心できる。ただ電波が届かないので連絡などが出来ず、写真整理や手持ちの本を読んで過ごした。

ハバロフスクからシベリアの森林を抜け、チタまで残るところ約240kmとなった。運転してばかりだったのでチタでは軽く休息と買い出しをしておきたいところである。

スクリーンショット 2021-09-12 17.37.13

スクリーンショット 2021-09-12 17.37.25

Skovorodino to Znamenka
宿泊地:Мотель сервис Пламенный Дракон
242км, чита хабаровс, Znamenka, Zabaykalsky Krai, Russia 673423
走行距離:683km

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朝、H氏と別れを惜しむ。K氏は一日でチタへ行くとのことで朝早くに出発していった

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Skovorodinoの市街地。午前9時前だが活動時間帯ではないのかひと気が殆どない

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チタまで1104kmの標識。弾痕......

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街を出ると良い天気になったがR297をしばらく進むと濃霧に

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H氏の勇姿。250ccとは思えない速度で駆けていった

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長い工事区間

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とうとうカーナビゲーションの緯度経度がカンストしてしまった(N53°59'59", E122°00'00") 

与那国島の真北、樺太の北端から真西のあたりまでは測位できるらしい

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広い駐車場で休憩

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快走路が続く

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秋らしい色になってきた

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大陸を感じさせる景色

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Chernyshevskのガソリンスタンド。95ガソリンが49RUB(80円)/Lと今までで一番高い

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とても美しい景色だったのだが写真だとただの曇り空になってしまう

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宿に併設のカフェで晩ごはん。久しぶりの美味しい食事であった

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ホテルにあった一部で人気のあの車

#9 [13日目(ロシア8日目)]へ続く



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