KurzgesagtのShort動画紹介⑧『翼の獲得』
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偉大なる進化の力のコーナー、本日は…”翼”!
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進化の歴史において、飛行という概念はありふれたものだ。実際、現存している約150万種のうち、約66%が進化の歴史のどこかで翼を持っており、見事な成功を収めている。
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現時点で、4つの独立した翼の獲得過程が、過去4億年の中で確認されている。
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この分野の先駆者は昆虫だ。翅の起源については現在も謎に包まれているが、おそらく外骨格から新たな形質として形成されたものだろう。
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対照的に、脊椎動物の翼は前肢の変化によって発達した。翼竜の翼は、異常に長い第4指の縁に沿って形成され、残りの指はしばしば爪として機能した。
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鳥類の羽は3本の指が融合して補強されており、急上昇、羽ばたき、波状飛行など、さまざまな飛行が可能だ。
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哺乳類で唯一、動力飛行が可能なのはコウモリだ。4本の長い指と体の間に張った膜を使って飛ぶ。
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翼を獲得するたび、それぞれの種に新しい次元が解放された。
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地上の捕食者から逃れられるだけでなく、さまざまな新しい資源にアクセスできた。競争相手も少なくなり、生存と増殖が可能となった。
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その結果、空飛ぶ昆虫は現在生きている動物の大部分を占めているし、鳥類は脊椎動物の大部分を占めている。そしてコウモリは哺乳類の中で2番目に個体数が多いのだ。