リワークに通い始めた

2月からリワークに通い始めた。

昨年から主治医とソーシャルワーカーには勧められて、やっと今年の1月に見学とそのクリニックでの初診を受けた。初診を受けて思ったのはどこの精神科の先生も対応が同じ感じ。話を聞くより薬を出すことに夢中だ。精神科はそんなものかと思った。話を聞いて貰うのはカウンセリング担当の方の仕事みたい。それは言ってもらわないと24歳の私には分からない。

リワーク先の雰囲気は自分に合ってる。『無理しないで自分のできる範囲で参加していい。無理だったら途中退出していい。週1午前or午後だけでもいい』それが私のリワーク先のやり方だ。一緒に受ける仲間も何かで傷を抱えた人たち。だから傷ついた人の気持ちがよく分かる。リワークの部屋に入ったらおはようございます。帰る時はお疲れ様でした。ありがとうございました。発表の時に噛み噛みでも笑いはせず、終わったら拍手をくれる。私は見学から2週間経ってから本格的に通い始めたので、少し期間があいた。参加者の方が覚えてくれてて、「久しぶり。少し間があいたね。これからよろしくね」と声をかけてくれた。他にも私の好きなキャラクターの服を着てると○○好きなの?と声をかけてくれたりして嬉しかった。
リワークに通い始めてから4回リワークに行った。週2午前だけ。作業系の日と心理学習の日の連日2日続き。自分で決めた日だが、その落差が今しんどい。作業系はみんなと話しながらやるから大学生の時に戻ったようで楽しくできてる。人の意見を聞いたり、自分の考えを言葉にしたり。もともと人と話すのは大学生活の中で好きになったので苦ではなかった。自分の中にある明るい面が出ている。問題がその翌日の心理学習の日。自分の暗い面が出てくる。哲学者の言葉を分かりやすくリワークの担当の方が話してくれる。それに自由に発言するのだが、私はまだ最初の30分しか受けられたことがない。発言もしたことがない。誰かの小さな一言で頭の中がごちゃごちゃになり何だか息苦しくなる。電車の中にいるみたいな、足が床に着いてない感じ。何でそうなるのか自分でも分からない。ごちゃごちゃして息苦しくなると過呼吸が起きるのではないかと思い落ち着いていれなくなる。リワークの部屋にいれなくなり、途中退出する。もともと集中するのは苦手だけど、リワーク中はぼーっとしてないと受けられないし、担当の方が何を喋ってるのか分からなくなる。たぶんそれが混乱になり、パニック発作が起きるのではないかと脳と心が錯覚してるのだろう。無理もない。介護士という仕事でトラウマを抱え、通勤電車、職場の最寄駅、まちなかのおじいさん、車椅子、杖、介護施設などなど。今は少しマシになったけれど、以前まで怖いものが沢山あったんだ。それが悔しくて誰のせいだと思ったらセクハラ入居者や元職場の味方になってくれなかった奴らのことを思い出し恨みの気持ちを持っている。今もまだ自分が苦しんでいて、社会復帰できていないのにそんなことも知らないで加害者の奴らはのうのうと生きていると思うと不幸になればいいのにと思う時がある。働いていた施設も入居者が困らない程度に潰れたらいいのにと思う。

担当の方や看護師に無理しないでできてる作業系の日だけ来るのでもいいんだよと言われる。頑張るのは大切だけど頑張りすぎないのがいいんだよと。見てる方も辛いだろう。私も辛い。昨日はリワーク自体辞めたくなって、もういいって担当の方や看護師に行って帰ってしまった。「今判断するのはよくないから3月まで籍は取っとくからね」と言ってくれた看護師さん。今冷静になるとその言葉に納得できる。月曜電話して来週は1回リワークを休もうと思う。社会復帰に向けていきなりエンジンをかけて疲れてしまった。

頑張りすぎ、焦りすぎと言われるがどう手を抜いていいのか分からない。ペース配分も分からない。のんびりでいい自分のペースでと言われても私は早く社会復帰したい。働きたい。自分の稼いだお金で趣味を楽しんだり、旅行に行く楽しさを知ったから。昨年の6月に退職してからお金がない、病気で諦めてることが圧倒的に多い。実家暮らしで親の援助があると言ってもこちらとしては24歳にして親に甘えていることが申し訳ない気持ちでいっぱいだ。本当は25歳で実家を出る予定だったのだ。

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