旅行記 沖縄 前編
行った気分が味わえる旅行日記だね、と言われたら嬉しいな。卒業旅行で訪れた沖縄旅行のお話です。
それではどうぞ。
0日目
2月。卒業目前の学生らにとって、旅行へいっくぞーい(must)な月だと思っています。
それは僕も例外ではありません。大学の友人ら、いわゆる"いつメン"と沖縄へいっくぞーいとなっていました。むっっちゃくちゃに楽しんでやろうと、普段なら旅行前日にする荷物準備も、なんと1週間前には終わっていたんです。槍でも降るのではないかとちょっと不安になりました。
こんだけワクワクしているのには理由があって、2/15〜2/18の3泊4日の旅行前(2/14)に、『空港で前泊できるやつはしよう!』となったからです。
僕は、旅行中ももちろん楽しいけど、旅行前の準備から始まるソワソワ感を味わえるのが、旅行の醍醐味の一つだなぁと思っています。参加しないはずがありません。
そんな僕は、GODIVAを貰ったであろう男子を見向きもしなかったし、これからチョコを渡すであろう女子に目もくれません。気がついたら羽田空港に着いていました。やばい、旅行超楽しみだな。
でもなぜだろう。なぜ少し眼が潤んでいたのだろう。
空港に到着すると、先着組と合流。
「久しぶりやんけ〜! 明日のフライトまで長いけど何するか〜」なんて話したりしているうちに前泊組全員合流。だべっていたらいつの間にか6時間が経っていました。わぁぁ、なんだこの青春感は!つかの間の青春も、眠気の前には現実へ強制送還。みんなさすがに眠くなってきたので寝ることにしました。
(もう2ヶ月もすれば僕も社会人である。寝坊はいけない。周りに迷惑をかけてしまう。自分でできることは自分でやろう。少しずつ、少しずつやれることを増やしていこう。)
そう思い、僕も自分でやれることをしてイスで寝ました。
1日目
起きたら周りで寝ていたはずのみんながいないのです。誰も僕を起こさずに朝飯とかに出かけていたのです。ふざけんなよ!!!!!
なんだかんだありましたが、フライトの時間になりました。金属反応で2回止められ、座席に座った後も手荷物の場所でCAさんから注意を受け、飛行機に慣れていないヤツで本当に申し訳ありませんでしたが、無事にフライト。
(フライト中はずっと寝ていました)
2時間後沖縄に到着しました。
乗り場ではレンタカーの手配に時間がかかり、予定より出発が遅れましたが、無事旅行スタート。運転をする僕の目に広がったのはこの景色でした。
どっひゃ〜!
海と空の青々とした感じ!
僕の沖縄旅行がはじまりました。
助手席の友人撮影。生シーサーを観ました。
無事にホテルのチェックインができました。外は既にまっくら。お腹はペコペコ。我々はホテル近くの沖縄料理屋へと行くことにしました。
店内は琉球民謡のBGMがかかっており、"沖縄に来たんだな〜"と思わせてくれます。
席へ通されメニューを見ると、山羊肉やラフテーなどあまり聞かない名前のものが多くて驚きました。
めちゃめちゃ気になったけど、メニューのイカスミチャーハンの写真が美味しそうだな〜と思いイカスミチャーハンを頼みました。
〜10分後〜
ホールの方「お待たせしました〜●●です。」
各々が頼んだ沖縄料理が運ばれてきました。くぅ〜どれも旨そう。
なんかすげぇ牛肉のステーキ、いいお値段でした。
まだ僕のイカスミチャーハンは来ていませんでしたが、待っててもらって料理を冷ましちゃうのは申し訳ないので、「温かいうちに食べちゃいな〜」と伝えました。
〜15分後〜
「気にせず食べてくれよな〜」
〜20分後〜
「へぇ〜旨そうだねぇ、そのチャーハン ...。」
〜30分後〜
「え…?僕、何かした?」
全くイカスミチャーハンが来ないのです。
「店にイカが無い!釣りにいってくるわ!」という緊急事態でも起きているんじゃないか、と思うほど来ませんでした。
隣に座る友人なんかは既に食べ終わっていたので、さすがに思考がバグりそうになりました。
くっ…!生き地獄か…!
限界を迎えたその時でした。
ホールの方「本当にお待たせしました〜(汗)イカスミチャーハンになります〜!」
「あぁ…やっと…やっと会えたね…イカスミチャーハン!」
待望のご対面に思わずニヤニヤしながら食べる僕を、みんなは温かく見守ってくれていました。そりゃそうだ、みんな食べ終わっているんだもの。この時のイカスミチャーハンを超えるイカスミチャーハンとは出会っていません。
・・・
僕も食べ終わり、ホテルに到着。
「晩酌とかするか〜?」とみんなで話していたけど、それぞれ明日に備えて寝ることに。
なんたって2日目はカヌーをすることになっていたので、体力温存しなければなりません。あと普通に旅の疲れもありました。
(明日はもっと、もっーと楽しくなるよねハム太郎!)と唱えることなく、疲れていたから速攻寝ました。すまんハム太郎、返事聞く前に寝てしまいましたよ。
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