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YUKIの"灯"が良いから聴いてほしい話

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YUKIの"灯"が良い。
表題の通りだが本当にそう思っている。

2021年に自分が聴いてきた曲を並べてみてもダントツでこの曲が良い。

毎年自分が良いと思った曲を《〇〇年プレイリスト》としてまとめているんだけど、良すぎるなこれって曲は毎年プレイリストに入れている。

(例:でんぱ組の"サクラあっぱれーしょん"、カエラちゃんの"セレンディピティ"など)

現在2022年。
"灯"がやっぱりいいから2022年のプレイリストに入れた。
なんなら毎回聴きたいから、まだリリースされてなかった時代の《2018年プレイリスト》にも入っている。これに関してはやり過ぎたと思っている。

とにかく殿堂入りってわけ。
今も聴いて、「この歌、映画館で観たライヴ映像での歌声も最高だったぜ…」と浸ってるわけ。


え?今日映画館で何があったかって?


仕事終わりに、新宿ピカデリーでYUKIの去年のライブ 『Terminal G 』の1日限定公演を観てきたんだ。 

めちゃ最高なんだけど、とどのつまり『映像化されているライブ映像をスクリーンでそのまま流す!』というもの。
映画限定とか特別版、ということは無い。
しかし去年行けなかったからめちゃくちゃ楽しみだった。

↑は当時のライヴレポート。
何回も読んだ。何回も読んでるけど楽しみだった。


どれくらい楽しみだったかといえば、18時-20時の上映時間を最大限に楽しむため、②の夜勤明け→喜楽湯業務とめちゃキツい〜となりながらも(この先にYUKIがいるんだぞ!!!おめぇもっとエナジードリンク掻きこめよ!!!瞬きしてる暇ねぇからな!!)と鼓舞&疲れの先送りドリンクで頑張り続けたほど。

夜勤明け、朝9時にシフトを終えて2時間仮眠。
起きて職場の風呂に入る頃には、GWでお客さんがしこたま入っていた。
芋洗い、烏の行水。
遠出しない分都内で温泉気分って感じなのかな。

その後、②のフリースペースでしこたま喜楽湯の作業をし、新宿ピカデリーへ向かった。よく頑張ったよ僕。

会場に着くとめちゃくちゃ混んでいた。
眼鏡が曇るほど人人人。
会場の半数は「ユーリ!!! on ICE 劇場版」を観に来たであろうファンであるが、ゆきんこ(YUKIファンは通称「ゆきんこ」と呼ばれている)も多くいた。

開場し座に着く。僕は最前列。
できれば最後列とかが良かったんだけど、取った頃には埋まっていた。
で、開演間近になると全席埋まっていたから、取れただけラッキーだったなと思っt

…あっ、暗くなってきた…始まるぽよ〜!!!

あ!!ボレロめちゃ鳴り響いてきたああああ!!!!!!緞帳開くうう!!!!!!!

終演後

ボロ泣き。

刃牙の手拭いがビッショビショになった。



終わってすぐに書いた呟き。
ほんとーーに良かった。終始YUKIちゃんが可愛かった。僕は脳味噌の中まで躍るように幸せだZeee…。

余韻に浸るためTerminalのアルバムをずっと聞いて帰った。



で、話は冒頭に戻り、帰路でこれを書いている。
そう"灯"がほんとに良かったんだ。

"灯"でボロ泣きだったよな??と。

"灯"の曲はじめはYUKIちゃんの「胸の灯消えないで」から始まる。
初っ端から天使の歌声で毎回(召される前に全部聴けるか?)と思うし、毎度(声良すぎ。あっ流血。口から出るか、耳から出るか?)などと命のやりとりをしているため、そろそろ多量出血で死ぬのかもしれないがそれは言い過ぎたごめん。

でも真面目に考えて、CD音源でこんだけ良いんだからレコーディングのときとかどうなん?スタッフ陣は流血してない??と心配になる。

なんでこんなに良い?って考えると〜〜〜


すまん、すぐには文章にできなかった。
もう「良」の一言に尽きる。

通知表に「良」とあったらその時点で納得するでしょ?追求しないでしょ?追求したいなら担任の先生に聞かなきゃ分からない。
つまり"灯" がなんで「良」なのかはYUKIちゃん本人に聞かないと分からないわけ。

お聞きする機会なんて天文学的数値によるものだし、そもそもYUKIちゃんは概念だから実在してる?全部俺や君の夢の中の話かもしれない。

てか、本人に「なんでこんな"灯"良いんすか?」って質問する???

しないよね〜〜!!!!
だから存分に『お前の思う「良」を語れ』が許されるってわけ〜〜〜!!!!!!


ちゃんと書くわ。

"灯"の歌詞について。

あえて言えば「あはれ」、「ノスタルジー」「夕暮れの帰り道」「自分のミスとわかってるけど納得できない怒り=不条理」「なんかもうこの辺で諦めちゃおっかな」みたいな言葉や思いたちが、スタートからBメロサビ終わりまで聞くとドバッと迫ってきます。

イメージの良い単語だけではないのが肝です(あくまで僕のイメージ)。

YUKIちゃん(というかJAM時代も)の作る歌詞は「この詩に登場する人物は、、、ペルソナ的なもの…だけどYUKIちゃんの心情が含まれてる気がするからYUKIちゃんそのものを歌ってる?」といつも思ってしまう。
深読みせざるを得ない表現。奥行きが深いから『YUKIの世界観に…』と書かれることもあるが、決してワンダーランドなものではなく、今聴いている俺とか僕とか私が体験したことがあるように表現する現実的な目線で詩を書くから共感せざるえない。個人的に"2人のストーリー"とかもそう。

聴くたびに『日々生きてるなかで誰も褒めてくれないし、どうやら生きていくためにはそこそこ頑張らなきゃならない。誰も褒めてくれる人はいなくとも』ってのが分かっているけど、分かりたくない気持ちになる。Cメロまで。

けどCメロの「あなたはあなたそのままで誇らしく胸を張れ」のストレート過ぎる歌詞を、語るようにどこかに宣誓するように歌うので、グッと来ちゃう。
「あぁ、こんな世の中でも自分をもって生きていいんだなあと、やるしかないんだなぁ、YUKIちゃんもそう言ってるしなぁ」と。

"灯"が収録されているアルバム『Terminal』の解説をYUKIちゃんのバックグラウンドと織り交ぜながら書いているコラム記事がある。


これがアルバムの構成をもとにYUKIの良さを十二分に書いて下さってるから読んでほしい。"灯"についてもすごく言及してくれているので解説ヲタとしては超良い。

とにかく『Terminal』のアルバムはマジ良いからみんな聴いてくれ。。。そして"灯"に想いを馳せて今頑張ってることに誇りを持って、明日も生きていこうぜ…。

やっぱり一生YUKIちゃんは良い。
ほんとにこれからもYUKI街道を突っ走ってほしいし、YUKIちゃんを崇拝していきたい。

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