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シニア犬の介護は本当にたいへんだよってお話。

腰が痛い。腕が痛い。寝れない。

お店をオープンしてトリミングしながら、お店のDIYをする日々を過ごしてます。ぬるりとお店を始めたにもかかわらずたくさんの方から温かいお言葉や素敵なお祝いをしてもらったりで本当に嬉しいですありがとうございます。。

いろいろ心配していただくこともあるのですが私は元気です!こう見えて滅多に風邪ひかないし、コロナ禍の前から潔癖症のおかげで手洗い消毒こまめにしてたのでインフルエンザにかかったことないし(もちろん油断大敵)。少々、持病はあるけれどうまく付き合えるように無理はしない。その他の体調不良は、年齢によるものと運動不足のせいです。。おはずかしい(´;ω;`)ウゥゥ

そんなこんなで私のことは心配ご無用なんですが、今、私がお仕事以外で向き合ってること、

プードル17歳、寝たきり。

柴犬16歳、痴呆。

愛犬の介護です。2頭のおじいワンのお世話。

寝たきりワンは、トイレのお世話、食事の介助、床ずれならないように数時間おきの寝返り、体温調節、汚れやすいので週1でお風呂。なにかあれば吠えるのでなにがしてほしいのか汲んで出来る限りのことをしてあげる。

痴呆ワンは、トイレの介助、食事の介助、立って歩き続けるので補助、倒れたら起こす。叫ぶように吠えるのではいはい、と聞く係。

これを毎日。おかげで、腰が痛い。腕が痛い。寝れない。

本当に。犬の介護って大変です。

どんなにしんどくてもお構いなしだし、言葉しゃべれないし、人と違って介護サービスなんてのはないし。

介護用品もいろいろ必要になってくるのだけど、販売されてる商品もまだまだ少ないし、取り扱ってるお店も少ないし、シェアが狭い分価格も人用より高い。犬の介護の情報自体がまだまだ少ない。

ごはんを食べやすいように台をつくってあげたり、床ずれしないように高反発のマットに寝かせてあげたり、歩きたいけど倒れてしまうのを補助するための歩行器だったり、廻り続けてもぶつからないように円形サークルだったり、支えてあげるための補助ハーネスだったり。

シニアになった犬のためにしてあげることは沢山ある。目が見えない、耳が聞こえない、立てない、自由に動けない犬がなるべくストレスなく快適に生活できるようにたくさんの手助けが必要になってきます。それをすべて飼い主がしてあげるってのは本当に大変。

何をしても延々吠え続けるときはただただ、大丈夫だよーってとんとんしてあげることしかできなかったりするし、今は2頭の介護なので同時に吠えようもんなら「てーへんだー!てーへんだー!」って言いながら走り回ってます。あ、他にも犬と猫が居るのでかまってよ攻撃にも遭います。もう、白目むきながら半分寝ながらのときもある。。この記事を書いてる途中に何回も呼ばれてもう何書いてたか忘れちゃう。

こんなにも手がかかってこんなにも大変で、これはいつまで続くんだろうと思ってしまうときもあるんだけど、確実にわかってることはこの介護が終わったら愛犬との生活も終わるということ。一緒に過ごす時間がすこしでも穏やかに後悔のないように、ただそのために、その想いでこの生活をしてるのかなぁと思います。

でもこれは「大変って思ったらだめ」とかそういう根性論とか精神論みたなものではなくて、大変なもんは大変だし、体力も気力も金銭面でも覚悟は必要だし犬を飼うっていうのは最期まで大変なんだっていうことにかわりはないんだけど、その分最期まで犬との生活を楽しみたいなぁという気持ち。

みにまるでもいずれシニアケアにも力をいれたくて、介護が必要になったときのために元気なうちにしておくことや、飼い主さんが介護に疲れて愛犬との生活を楽しめなくなってしまわないようにサポートできるようなことも考えています。

みにまるを選んで来てくださってるお客様が愛犬と最期まで楽しく過ごせるための手助けがしたい。犬を亡くした後、「こんな思いするんだったらもう飼いたくない」ではなく「こんな楽しい思いができて幸せ。また犬との生活をしてみたいな」と言ってもらいたい。

みにまるを作るきっかけの大事にしたい、やりたかったことのひとつです。

愛犬との生活が終わるのはとっても悲しいし寂しいけれど、ちゃんと悲しんでちゃんとペットロスを迎えて楽しかった、幸せだったと後悔のない想いになれるよう日々を大切に過ごしたいな。そんなわけで、犬に呼ばれてますので、頑張りすぎないように、「てーへんだー!」って言いながらおじいワンの介護してきます。

腰痛改善のために来年は体幹を鍛えようかな。。φ(..)メモメモ

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