思い出は美化されるものらしい

チーズナンが美味しいカレー屋が近所にあった。去年ぐらいに初めてランチを食べに行って、アツアツのナンの中からたっぷり出てくるチーズがおいしくて、すっかり気に入ってしまった。

その後、なんとなくその店に行かなくなり、チーズナンを食べることもなくなった。

しかし最近、その店の近くにいく用事があり、テイクアウトでチーズナンを買ってみた。

久しぶりのチーズナン。
アツアツのナンの生地から出てくる、トロトロのチーズを再び味わえる…!

前に食べたときより値段が上がってた気がするけど、たぶん気のせいだろ。それよりも美味しいかどうかが重要だ。

そして実食。

…思ってたんと違うっっ!!

いや、中にチーズは入ってるんだけど、なんか前より量が減ってないか?というかもう少し生地も美味しかった気がするんだけど、なんか油でベトベトするだけのような…。

なんというか不味くはないんだけど、私が想像してたものとは違うものだった

どうやら一年間食べていない間に思い出が美化されて『チーズナン=とても美味しいもの』と認識されていたらしい。

人の記憶はあてにならないことを痛感した出来事だった。
※チーズナンは作者が全て美味しくいただきました。

これからチーズナンを食べたくなったらどうすりゃいいんだ。やっぱりカレー(ナンも)にやたら力を入れてる無印良品に望みをかけるしかないのか…。



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