見出し画像

2,000万円持ち逃げした奴を山に埋めてやった話。

どうも、まさむねです。


このnoteでは、僕が10年以上Twitter(現X)で稼ぎ続けてる、重要な話をしていきます。

・なぜ、2,000万円持ち逃げされたのか?
・その結果、僕がTwitterアフィリで毎月300万円を稼げた理由。
・持ち逃げした奴のその後。

このあたりを、話していきます。

最後には、あなたのビジネスが、順調に成長し続けるための3つの金言をお渡しします。

ぜひ、受け取ってください。

それでは、以下よりお楽しみください。



あれは12〜13年前の、俺が20代前半のとき。


最終学歴が中卒2人、高卒1人。

コネも金も学歴もないバカ3人が集まって、俺たちは広告代理店の会社を立ち上げた。

港区で事務所を構えて、勢いと謎の自信だけで日々戦っていた。

その日の飯を食う金もなくて、大型合コン(今で言う街コン)のサクラをやったこともある。

もちろん、サクラ行為は

なんとか食い繋ぎながら、俺たちは仕事を軌道に乗せる努力をし続けた。


俺のメイン事業は"メディア担当"として、SNSアカウントや、サイトの運営。

当時のTwitter(現X)は、フォロワーが20〜30万人の、エンタメ系アカウントが活躍。

・ヤバ人動画
・クソワロ大全
・イッテQまとめ

など、1万超えリツイートを毎日、起こしているアカウントも珍しくなかった。

俺も総フォロワー数300万人の、メディア担当として、日々Twitterの研究に没頭。

様々なジャンルに渡って、アカウントを保有していた。

・恋愛系
・美容系
・裏垢系
・占い系
・投資系
・節約系
・ポイ活
・ゲーム系
・アイドル系
・スポーツ系
・ダイエット系
・アダアフィ系
・ギャンブル系

などなど、作ったアカウント数は、購入したモノも含めて1万を超える。

立派なスパマーだ。(スパムをやる人間のこと)


最近では、恋愛系や、裏垢系が
ビジネス界隈のトレンドになっている。

この流れを見て、中には

「恋愛、裏垢業界は飽和する」

と言っている人もいるが、少なくとも15年前から飽和はしていない。

むしろ

・パパ活
・ギャラ飲み
・マッチングアプリ

など、昔にはなかった用語や、サービスが増えてるのだから、市場は広がっている。


僕のフォロワーさんに
4年間ノウハウコレクターだった方がいる。


しかし
僕と一緒に、恋愛業界に殴り込んだら
noteの売上が、すぐに10万円を越えた。

新規アカウント作成8日
9,100フォロワーに到達し
10万円以上の利益を獲得した
ノウハウは今でも健在。


飽和なんてことは、ないと
敢えて断言する。


当然、1万アカウントなんか
手動で動かすことは不可能。



当時、世に出ていたTwitterツールの
9割は使ったし、自社でもツール制作を行ったりした。

勢いと、謎の自信しかなかったクソガキは
法人へのTwitterコンサルも、できるまでに成長した。

俺が"Twitter闇の時代"と呼んでいた時代には、アングラなマネタイズ方法や、アフィリ案件が乱立していた。

知っている古参は少ないかもしれないが・・・

スマホアプリで、世界中の話題を掻っ攫ったスーパーマリオラン。

もしかしたら、あなたもプレイをしたことが、あるかもしれない。


このスマホアプリが登場して、少し経った頃。

Twitter上では、非公式案件が乱立していた。

たしか、1件の報酬額が500円〜1,000円だったが、デイリー20万円取れることもあった。

この時は、トレンドの凄まじさを感じたことを、覚えている。


また、焼肉チェーン店、牛角の非公式クーポン案件は、本家からクレームが入り、ニュースになるほどだった。

1番エグかったのが"強制リツイート"という、チートツール。

Twitterユーザーに、診断アプリとアカウントを連携させ、乗っ取ってしまう奴らが出てきたのだ。(開発元は、今もビジネス業界で活躍している超有名人)


乗っ取ったアカウントは、好きなタイミングで、任意のツイートをリツイートさせることが可能。

この強制リツイートツールを使って、たった1日で6,000万円稼いだという話もあったほどだ。


俺たちの会社にも、この強制リツイートツールを

「2,000万円で買わないか?」

という話がきた。

いつ、規制の変更があるか、わからないSNS。

俺たちは、この提案はスルーすることにした。


勢いと謎の自信で、起業した俺たちは、運良く業績を伸ばし続けていた。

毎月、締め日には都内の高級店で飯を食ったり、3か月に1回旅行へ行ったり。

それなりに、楽しい日々を送っていた。


そんなある日。

俺たちは、初めて人を山に埋めてやりたい、と思う事件にあう。


事の発端は、新しい社員Kを受け入れたこと。

Kは、風俗業界専門の広告代理店で勤務していた。


風俗という業界は、国から許可がおりない為、新規参入が非常に難しい。

東京の風俗代表と言えば
江戸時代から"遊郭"として、歴史を刻む吉原だ。

この吉原一帯を仕切っている、ボスの元には

「許可付きで箱(店)売りに出てないか?」

という問い合わせが、頻繁に届いているほど、新規参入が難しい。


この風俗業界は、広告代理店の新規参入も困難。

ソープランドや、ピンサロの経営者たちの言い分は

「どの代理店に頼んでも、広告の掲載先は変わらないでしょ?だったら、契約を変えるのが面倒だから、いまの代理店のままでいい」

ということだ。

その反面、1度契約を取れれば、よっぽどのことがない限り、黙ってても代理手数料がチャリンチャリン入ってくる。

Kは、風俗業界で培った人脈で
毎月利益ベースで300万円の契約を、取ってこれると俺たちに言った。

普段だったら、こんな上手い話に、すぐ乗ることはない。

ただ、Kは俺たちと地元の繋がりがあった。

Kのことを悪く言う奴もいなく、昔から仕事もできるとのこと。

俺たちからしても、毎月300万円の半分である150万円を渡しても、1人の人間を受け入れるだけで、年間1,800万円の利益が出るなら悪くない。


しかし、1つ懸念だったのが"建て替え金"が必要だと、いうこと。

風俗店が、シティヘブンなどの媒体へ支払う広告料を一定期間、代理店である俺たちが、建て替える必要があった。


この"建て替える"というメリットで、Kは代理店を乗り換える交渉をしてくると言う。

その額1,000万円。

かなり悩んだ。

いくら、順調に事業が成長していると言っても、20代前半の俺たちにとっては大金だ。

1,000万円あれば、高級時計や高級車も買える。

万が一、回収できない事態になったら、ひと月の売上が吹っ飛ぶ。

3人で飯を食いながら、しっかりと協議もした。

結局、最終的にはGOサインが出る。


決め手はKが、俺たちと趣味が合うことだった。

酒の飲み方、ゴルフ、食の好み。

気心が知れた仲間で、ストレスを限りなく0に近い状態で、仕事がしたかった俺たちには

【趣味があう】

ということは、重要だった。


1,000万円を投げても、約3ヶ月で回収できる。

その後はすべてリターンだ。


実際、Kを受け入れてから、順調に回収ができていた。

毎週ゴルフに行き
毎月、都内高級店で飯を食い
3日に1回飲みに行き、キャバ嬢と夜な夜な楽しむ。

小さな成功を手にした俺たちは、20代らしい遊びを繰り返していた。


Kを受け入れてから4ヶ月が経ち、無事1,000万円を回収できたとき。

Kが俺たちに、自信満々に言う。

「2,000万円用意してくれれば、いまの売上を3倍にしてくる。」


一度1,000万円の回収という、成功体験をしている俺たち。

なにも疑うこともなく、二つ返事でGOサインを出した。

そう。

あなたも、お気づきの通り、そのままKは姿を消した。


いま、思えば
典型的な投資詐欺のやり口だった。


少額の投資で成功体験を覚えさせて、安心と利益を与える。

これを繰り返し、投資に対するハードルを麻痺させる。

最後に、大金を引っ張り出して飛ぶ。

まさに、この流れをやられた。

それから俺たちは

・契約先
・彼女の家
・Kの元職場

など足取りを追ったが、捕まえる事はできなかった。

しかも、建て替えすら、していなかった事も判明した。

風俗店の経営者たちは、毎月しっかり広告掲載料を、Kに渡していたのだ。


何が何だか、わからなかった。

全身の血が冷たくなり、脳にだけ血が昇っていく感覚は、一生忘れない。


Kが飛んでから3日後。

何かと、目をかけてくれていた、当時40代の先輩経営者Sさんと、浅草の寿司屋で会食があった。

目の前に並ぶ、輝いている寿司たち。

しかし、一貫も喉を通らない。

それでも、酒は飲めるのだから、人間はおもしろい。

俺たちは、Kとの出来事をすべて、先輩経営者Sさんに吐き出した。

すると、Sさんは俺たちに言う。

お前たちは、いい買い物をした。
これから事業をやっていけば、色んな投資案件やら、事業案件が舞い込んでくる。
俺も過去に1億投げた事業が、1円にもならず、失敗したこともある。
これから、たくさん甘い誘惑がお前たちを襲う。
そんな時は、今回の件を必ず思い出せ。
そしたら、消えてたはずの1億円が消えずに済む。
とにかく今の事業に集中しろ。
あれこれ手を出すと、人モノ金だけじゃなく、思考リソースも持っていかれる。
今の事業に集中するんだ。
金を投げるなら、自分自身の成長やスキルに投げろ。
それでも、どうしても金を投げたくなる案件があったときは、無くなってもいい金を投げろ。

残念ながら、先輩経営者の言葉をマンガのように、すんなり受け入れることはできなかった。

それほど、俺たちはガキだった。

「あんたは、当事者じゃないから、そんなこと言えるんだ」

誰も口にしなかったが、心の中では3人が思っていたかもしれない。


そうは言っても、無くなった2,000万円を稼ぐために、いまの事業に集中するしかなかった。

俺は、それまで以上にSNS(Twitter、Facebook)に没頭した。

そのおかげもあって、Twitterアフィリ単体で月300万円を、アベレージで出せるようにまで成長。


ビジネス界隈に参入してからも
800フォロワーで、単月1,000万円の売り上げ。

コンテンツ販売プラットフォーム
Brainでは、万垢の方々を抑えて

10日間連続で総合ランキング1位を
獲得したこともある。

Sさんの言う通り、Twitterに没頭して良かったと
心から思う。


それから少し経った2014年。

470億円分のビットコインを、流出させたマウントゴックス事件があってから、少し経った頃。

六本木界隈では、仮想通貨のリップルが相対で、20円という価格で取り引きされていた。

2024年現在。
リップルの価格は91円だから、お得に感じるかもしれない。

2014年当時は、いまのように日本に仮想通貨の取引所はなく、海外でしか仮想通貨が買えなかった。


まだ性能がカスだった、Google翻訳機を使って、海外の取引所で、リップルを調べてみると、なんと0.03円で取引がされていた。

つまり、正規価格の666倍という価格の20円で、相対の話がきていたのだ。

詐欺師は、いつどのタイミングでも出てくるもんだ。

まさに、Sさんの言ってた通り。

自分たちの事業に集中して、業績は伸びていき、次なる甘い誘惑に、騙されずに済んだ。

余談だが、0.03円の時に俺たちはリップルを購入。

リップルが400円に跳ね上がった2017年。

俺個人の保有額は、日本円にして20億円になった。

ところが、取引所を見てみると3日前に俺のリップルは、どこかへ送金されていた。


「まさか・・・?」

足が震えて1時間、立つこともできない。

そう。

ハッキングされていたのだ。


警察に相談へ行くも、まだまだ仮想通貨は一般的ではなく・・・

なぜか、警察10人に囲まれながら"マネーロンダリング(資金洗浄)"を疑われる事態になった。

そんな無能な奴らに、俺のリップルを相談したところで、何も解決するはずもなく。

泣く泣く、諦めざるを得なかった。


その2年後。

中国人のハッキング犯が、アメリカで捕まったと、警視庁サイバー化から連絡がくる。

警察署に出向き話を聞くことに。

なんでも、日本で7人だけがハッキングされ、東京在住の被害者が俺だけだったようだ。

そのサイバー化の人が言うに、アメリカFBIから

「ニューヨークの裁判所に立って、証言をして欲しい」

という打診が、届いてると。

しかし、ハッキングされたリップルが戻ってくる可能性はない、とのこと。

丁重にお断りをした。


話は逸れたが、Sさんの言った通り。

今でも俺たちは

1.自分の事業に集中
2.甘い誘惑は無視
3.自分の成長に投資

この3つを徹底して
いまでは、3人それぞれ別法人で経営者として、奮闘している。


Sさんの言う通り、2,000万円はいい買い物だったのかもしれない。

先駆者の言葉は、今後も有り難く胸に刻んでいきたい。


おわりに

奴らは言葉巧みに、あらゆる手を使ってくる。

ここ数年では、赤坂や六本木あたりで慶應大学早稲田大学出身のエリートたちが、堂々と投資詐欺の会社をやってたりします。


今後、あなたの元にも、詐欺師のような輩が寄ってくるかもしれません。

そんな時は、ぜひ

1.自分の事業に集中
2.甘い誘惑は無視
3.自分の成長に投資

この3つを思い出してみてください。


この3つの金言が必ず、あなたのことを助けてくれます。

僕たちの経験が、あなたにあり得るかもしれない、被害を止められたら、このnoteを書いた甲斐があります。


感想リポストやリプは必ず、すべて読んでリアクションします。

ぜひ、感想ください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


まさむね

Twitter
ブログ

PS.
反響があれば、次回は
1つの商品で、アフィリ50万円以上稼いだ方法
でも話そうかと思います。



PPS.
10年以上前に飛んでいったKは
沖縄にいるという、情報が入ってきた。


翌日には、Kを山に埋めてる夢も見た。


なんだかんだ、完全に許せてる訳ではない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?