ほっともっともどき弁当を持って、いざ富山県へ。【息子編#2】
まだ暗いうちに起床。犬、猫はいつもと違う朝の動きに体内時計を巻き直し、起きたということは、トイレとご飯よねとばかりにゆるりと活動しはじめる。
「持って行くお弁当は何がいい?」
「ビーフ弁当。」
ビーフ弁当とは、持ち帰り弁当チェーンほっともっとのメニュー。勝負の場に挑む息子のために、食べたいものを持たせたいが、手作りしたいという親心もあるもの。
肉!卵!米!タンパク質と炭水化物、エネルギー源もりもり、映えない茶色だけを食べたい様だが、そうはさせない。
再現する、一択。
食べたことがないため、ビーフ弁当のビジュアルをチェックし、調理。息子に一口。
「もうちょい甘めで。」
目標に近い出来に満足。手作りの付加価値として、今回は量だけでなく栄養価。下味には椎茸、鰹節、昆布の出汁を使い、付け合わせとデザートにはブロッコリー、トマト、イチゴ。これで、牛肉の栄養効果アップ。
がんばれ!と駅で見送った後、ようやく犬、猫の朝ごはん。朝からどこ行ってたのよといわんばかりに、2匹ですり寄ってくる姿が愛らしい。
電話が鳴る。見送ったばかりの息子から。やめてよ、忘れ物か。
「ビーフ弁当っていつのご飯?」
「朝ごはんはもう食べたやろ?」
「そっか。じゃあね!」
いつでも、腹ペコ状態の成長期。今度からはおにぎり状態のほっともっともどきも持たせることにしよう。
いざ、富山へ。
ありがとう、日常。
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