映画レビュー「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」

夢のようなエンターテインメント作品
★5

ドルビーシネマ+3D(字幕版)で鑑賞。
 
めちゃくちゃ面白い!!

マリオのゲームはそれこそ初代からずっとプレイして来ていて、
全作がクオリティ保証できるぐらい面白さが揺るがない稀有なシリーズだと思っていますが、
本作はまさにその安心感、安定感をベースにさらにパワーアップしたような
夢のような作品でした。

あ、あれはあのゲームだ!これはあのゲームだ!と過去のゲームプレイを思い出させる設定が無理なく落とし込まれていたり、意外に悩みも抱えているマリオ、兄思いの弟ルイージ、現代風の強いピーチ姫、愛すべきドンキーコング、敵ながら憎みきれないクッパ、いい味だしてるキノピオ、謎の闇落ちチコ(笑)、そして決して誰も死なない、でも全然子供騙しの陳腐さとは無縁。
こんな面白いシナリオ誰が考えたのでしょうか?
本当によく出来てます。

宮本茂さんを始めとするマリオを作って来た任天堂側のこだわりに
イルミネーションの技術力が見事に融合して
本当に夢のような世界がスクリーンに広がっていました。

画面の隅々にまでいろんなキャラが登場していたので
ブルーレイが発売されたらさらに新しい発見で楽しめそうです。

世界中の誰もが知っている日本が誇るゲームアイコン
「ニンテンドーのマリオ」の存在感は
もう「ディズニーのミッキー」に肩を並べたのでは?
そう思えるほど楽しくて楽しくて仕方のない映画でした。

何も考えずに
ただただ楽しむ事を許してくれる世界がここにはあります!



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