たどり着く先は

日課の散歩

海は思ったより風が強い。
肺が痛い。

今日もたくさんの人や動物が
ここで遊んだ記憶を横目に進む。

写真を撮る人、
2人で散歩をしてる人、
犬と遊んでる人
みんな思い思いに過ごしている。
見ているのが好き。

今日は海のほうに分厚い雲がある。
今まで一度たりとも、同じ空はなかった。
ずっと見ていたい。

海に来たら、ごみを拾う。
プラごみ中心に。

いったい誰が捨てて
どこから飛んできたごみなのか。
工事現場の作業中の音と
波の音を半々に聞きながら
目を疑うごみを拾った。

なにこれ。

思うことはたくさんあって
きっと書き出したら止まらない。

いつまでも分解されず流されるまま
永遠に残っていくのかな。

現実に悲しくもなり、
このごみへ出会ったことで継続していくことに
再決心をもてた時間。

太陽とこの時間を得ることが出来たことへ感謝。

芯から冷えた、冷えは大敵。
美味しいご飯が待ってるから早く帰ろう。