こんなことが起こるのか!?

とんでもないことが昨日起きたという話。

簡単にいうと
『宅配便が違う人の家に届いた。』

なのだが。

これを語るには10年前に遡る必要がある。


今から約10年前
愛媛県の実家から足立区に引っ越してくる。

足立区がどんなところかは上京するまで知らなかったし、小中の同級生が北千住に住んでたから同居させてもらう予定だったのだが、彼に直前で彼女との同棲が決まって「でも不安だから近くには住むぞ!」という謎の意志により綾瀬に住んだ。

東京の端っこ綾瀬に住みながら芸人なるぞ生活スタートをきるにはバイトをしないといけないので駅前の居酒屋で働き出した。

みんな(店員さんは)優しくて(レジ金盗んだ元店長とかいたけど)応援してくれて、中でもある時期の店長は「金ねえんだろ?」とたくさんご飯もご馳走になり、お世話になった。

当時相方の安田さんが多摩センターに住んでてネタ合わせするのに千代田線と小田急線で1時間以上それぞれ乗って梅ヶ丘という駅でネタ合わせしてた謎時間。

2人とも「何の時間?」と思ってたので
浅井企画所属してまもなく事務所がある品川区に引っ越した。

さすがに引っ越した後は足立区のお店の皆さんに会う機会もなく、お世話になった店長とも連絡は取らなかった。

それから6年後
事務所の近くでネタに使う小道具を買っていたら。

「こんなところで何してんだ?」

「店長!?何してんですか?」

「買い物だよ!」

まさかまさか引っ越しして品川区に住んでるとのこと!?!

品川区ったってめっちゃ広い。なのに住んでる場所の最寄駅が一緒だった。

『こんなことあるんだ!?』

…しかし、こんなことがもっと上のレベルで起きる。

さすが最寄駅が同じとなると時々道端や、スーパーなどで会うようになった。

よくよ聞いたら隣のマンションじゃねえか!

すげぇなおい!

そしてまた月日はながれて昨日。
注文していた宅配から不在メールが届いた、ずっと家にいたのに。

あれ?インターホン聞き逃したのかな?

階段を降りて集合ポストを見ると不在票が届いてない。あれ?

すると店長からLINEが!


石田が7個「?」を打つんだから相当な「?」なわけです。

電話で話す。

店「番地間違えて一つ隣のマンションに行っちゃったんだな。」

石「ですねぇ。でもこんなミラクルあります?知り合いの家に届くこと。部屋番号何番ですか?」

店「○○○」

石「同じじゃないですか!!!!!!」


こんなピンポイントがあるかい!!
それぞれ結構な号数あるよ!!!!
知り合いじゃなかったらどんな展開になってたの逆に!!!

それぞれ同じ回数だけ階段を降りて下で落ち合いました。

2人とも完全に少し興奮してました。


そして改めて電話して
「不在票が届いてたんですけど、それが隣のマンションの方に届いて、その方がたまたま知り合いの方で、不在票もらったんですけど…。〇〇の方です。すみません、よろしくお願いします。」

何のこの説明と思いながら、宅配の方も「????」になってましたけど、僕の「?」の量よりは少ないでしょう!!

そして届きました。


いや何を注文してんの自分!!!!!!!


今後ともよろしくお願いします。店長!




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