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ペットボトル温灸のススメ

⛄️簡単!ペットボトル温灸の方法⛄️

1. ホットドリンク用のペットボトルを用意!

ホットドリンク用(目安はキャップがオレンジ色、またはHOT&COLDと書かれたもの)のペットボトル(容量350ml~500ml)を1本ご用意ください。

非耐熱性のコールドドリンク用ペットボトルは熱で溶けるのでNG。
金属のボトル缶は熱伝導率が高く、肌に当てた時に熱すぎるのでNG。

2. 「水1:湯2」の割合でペットボトル温灸の適温に

まず、空のペットボトルの3分の1に常温の水を入れ、次に沸騰する直前の湯(大きな泡が立つ前の湯)を3分の2注いだら、フタをしっかり閉めます。これでペットボトル内の温度は温灸に適した60~70度になり、20~30分ほどなら湯温も適温のままです。「水1:湯2」の割合は目分量でかまいませんが、正確に測りたい方は耐熱性の計量容器に常温の水100mlと沸騰直前の湯200mlを混ぜてからペットボトルに注いでください。

先に熱湯を注ぐとペットボトルが変形するので、必ず水を先に入れます。湯を注ぐ時は火傷しないように手指を添えず、流しなどに置いて静かに注いでください。
自動販売機などのホットドリンクは温度がやや低めなので、温灸にはあまり適していません。

3. ツボ付近の地肌に当て、熱いとなったらすぐ離す

ペットボトルを持つ手が熱いとならないように、フタの方を持ちます。ペットボトルをツボに当てる際は、衣服の上からではなく、肌に直接当てないと適切な効果が得られません。ツボの位置が正確にわからなくても、ペットボトルの側面や底面を利用して、ツボ付近に力を入れずに軽く当てればOKです。ペットボトルを肌に当てて「アチッ」と感じたら、すぐに肌から離してください。調子が悪い場所のツボを温灸すると、なかなか熱いと感じにくい場合があります。ツボ付近に当てる回数は3~4回が目安ですが、肌がピンク色になれば効いているサインなので、そこでストップしてください。

ペットボトルを押し当てる時間や、当てる回数が多いほど効果が高まるわけではありません。火傷の恐れがあるので、熱いと感じたら我慢せず、速やかにペットボトルを肌から離してください。

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