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作ってみよう!はじめてのポートフォリオ1号 Photoshop編2

こんにちは、どーどーです。

前回の記事で、ポートフォリオのページにイラストを配置しました。

作ってみよう!はじめてのポートフォリオ1号 Photoshop編1

今回は、インデックスや説明書きを入れて、完成させていきます。


作業をはじめる前に、私が学生のときお世話になった先生に教わったことを書いておきます。

「かっこいいレイアウトは、余白の使い方がいい」

今回中央レイアウトで、さっくり作ってしまっているので、あまり出番がない言葉ですが。余白はとても大切です。かっこいいレイアウトは、本当に余白の作り方が、かっこいいです。ぜひ心に留めておいてください。


では、作業に戻りましょう。

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ここまで、できていますね。

まずは「Illustration」と、インデックスを入れていきたいと思います。

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はい、ずれますね。ずれたものを中央に合わせたいと思います。

【Ctrl】+【A】で画面全体を選択します。破線が選択範囲です。

左のツールボックスから、移動ツールを選択します。移動ツールを選択すると、上に棒と箱のマークがでてきますね。これで、選択範囲のどこに、そろえるかを決めることができます。今回は、やきとりみたいなマークの、縦に中央ぞろえ。

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これで、文字が中央に来ました。

【Ctrl】+【D】で選択範囲を解除できます。

では、次に説明書きを入れていきましょう。

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はい、重なってますね。これをいい感じの距離感に直していきます。

200517作ってみようポートフォリオpho_説明用12

文章の間隔は、縦にAが並んだマークで調整していきます。読みやすい文章をつくるためには、文字と文字の間隔、文書と文章の間隔を整えるのは、とても大切です。興味があれば「カーニング」と検索すると、いろいろな記事がでてきますよ。

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文字の大きさを【72pt】→【60pt】

文章の間隔を【48pt】→【90pt】

文章の間隔がしっかりできて、読みやすくなりましたね。

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次に、説明書きを入れていきたいと思います。

上に入れた文章は、私がイラストを描く上で、全体的に意識していることです。下に、各イラストの説明書きと作業時間、使用ツールを入れていきます。

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右寄せに入れようかなー。と思って入れてみました。

▼入っている文章です---------------------

美味しそうなブドウを見つけたネズミの兄弟。

よくばりさんが先の方まで取りに行き、風にあおられ、さあ大変!

■制作時間 4時間

■使用ツール Adobe Fresco

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ちなみにこのイラストは、ipadを使って書いています。

さて、文章を入れてみましたが、あまり収まりが良くないので、位置の調整をします。

「文字の大きさ、小さくすればいいじゃん」

思いますよね。でも、あまり小さくしてしまうと、プリントアウトした時に読みにくいんです。私が学生の時、先生にこう言われました。

「オレ老眼だからさ、ちいさい文字みえないんだよね。みえる大きさの文字で、レイアウトしてよね」

あ、はい。わかりました。って心の中で返事しました。

私はレイアウトは気づかいだと考えています。かっこいいレイアウトも大切ですが、まずは伝わるレイアウトを。ポートフォリオは自分の魅力を知ってもらうための資料です。まずは見やすさを大切にしましょう。

さて、いれる情報はこれで全部いれました。ではこのまま、ポートフォリオのページとして、一気に仕上げていきます。

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ラインと枠、飾りの文字を少し入れて、レイアウト一気に仕上げました。まだちょっと、調整必要そうなところもありますが、今回はこれで完成させます。

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ポートフォリオを作る上で、統一感は大事です。作品の種類が違っても、全体のまとまりが出ます。

もう一つ、メリハリも大切です。見せたい作品は、大きくレイアウトしたり、見開きでレイアウトしましょう。開いたときにぱっと目を引きます。

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仕上がりはこんな感じです。できたものは、プリントアウトして、おかしなところは、どんどん修正していきましょう。

実際に紙にプリントアウトすると「思ったより文字がちいさい」「おおきい」や、上下左右がすこし切れるので、思ったより窮屈。なんてこともあります。

ちょっと大変ですが、最後の仕上げに手を抜かないようにしましょう。

作品を集中してみてもらうために「違和感がない」「みやすい」は最低限必要なことです。がんばってくださいね。

そうしてできたページは、コピー用紙と差し替えていきましょう。10ページできたら、ぜひ誰かにみてもらってください。家族でも、ともだちでも誰でもいいです。学校がはじまれば、先生にみてもらうのも良いでしょう。もらった感想を作品や、ポートフォリオづくりに反映させていくと、どんどん良くなっていきます。ぜひぜひ、自分だけの素敵な作品集をつくっていってくださいね!


さてさて3回にわたり、学生がいちばん最初につくるポートフォリオを想定して、記事にしてみましたが、いかがだったでしょうか?需要があるかは、正直わかりませんが、どなたかの参考になるとうれしく思います。

田舎にスタバは無いので、マウントレーニアでブレイクタイム。