バセドウ病になりました～前兆⑮～血管拡張性肉芽腫の手術でやっと気付く。
様々な体調不良に悩まされて１２ヶ月目。
ヘルペスも10日間で出なくなったので、
やはり黄砂アレルギーだったのかなぁ。
と、暢気にゴールデンウィークを終えた翌日。
お風呂に入り、シャンプーをしていて、
目を開けて下を見ていたら、いつもは
半透明のはずの流れ落ちる水が、
真っ赤、またはピンク色なのです。
その話はまた別の機会に書く予定です。
それが、血管拡張性肉芽腫という、
頭皮に２ミリぐらいの血管腫（良性腫瘍）
ができていることが原因であると診断され、
人生初の手術をすることになりました。
その手術の前に、脈拍をはかったのですが、
なんとびっくり何度はかっても138とか142とか
なのです。だいたい私65とかだった気が・・。
看護婦さんが速いですね？いつもですか？
と聞いてきたのですが、いつも計っている
わけでもないし、わかりませんと答えました。
子供の頃、心電図検査の際に
何度かひっかかったことがあり、
その際の再検査の結果が、
いつもお医者さんが半笑いで、
「あがり症なんやね、１時間とったら
正常やから大丈夫やわ。」
と、言っていたことをふと思い出しました。
今回も初手術でドキドキしてるだけ
かもと自分で納得し、看護婦さんも
手術前ですから緊張してるのかも
しれませんね。とストップがかかることなく
手術は決行され、無事終了しました。
ただ、脈拍140以上ってどうなんだろう？
手術中も部分麻酔のため、頭の中で
気になってそのことがぐるぐる回っていて、
終わったら早くネットで頻脈って検索
したいなぁと思いながら過ごしていました。
その日手術が終わった後はすっかり
そんなことは忘れて、軽い鈍痛と闘い、
翌日、やっと思い出して、頻脈で検索。
頻脈で思いあたる病気の中に、
バセドウ病という病気の症状が
下痢と攻撃的になる以外の項目が
ほぼビンゴじゃないですか！
もしかしたらこの病気かもしれない。
１年もかかってやっとたどり着きました。
すぐにiphoneのヘルスアプリを
ダウンロードして脈拍を計ってみたところ、
やはり、とくに歩いているわけでもなく、
ただ座ったり横になったりの一日だったのに、
１時間おきに計ってみたら、常に130～148
という、高い数値をたたき出していて、
評価は真っ赤で、要注意！疲れています！
と、アプリがプンプン怒って訴えていました。
もし、頭から流血せず、血管拡張性肉芽腫
が発覚することなく過ごしていたら、
まだ気づいていなかったのかもしれません。
そして、脈拍が速いということに気づいても
インターネットのない時代だったら、
素人が簡単に調べる術がないので、
そのままズルズルすごして、心臓になにか
トラブルが起こって手遅れです。と、
後の祭になってしまったかもしれません。
後日、血管拡張性肉芽腫の手術をして下さった
先生に聞いたところ、バセドウ病の症状と
この腫瘍は関係ないと思うけどね？
と、いうことでしたが、脈拍が速く血圧も
高くなっていたため、元々、危ないところが、
バセドウ病の症状と重なって、毛細血管が
爆発しちゃった可能性もあるのかなと
秘かに思ったりしています。
さぁ！やっと病院に行きますよ。
元健康でのろまで暢気すぎる私。
前兆編１５話も書いてしまったほど、
色んな症状があったというのに。
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