色覚特性について

色覚特性があると判別しづらい赤と緑が多様されていたり、色だけで情報を判断させようとするのはやめましょう。

男性では20人に1人、女性では500人に1人の割合で色覚特性を持った人がいると言われています。その認識を持った上で資料の制作に取り組むことができれば、より多くの人が情報へアクセスできるようになります。

チェックポイント
・色による情報伝達は万人に共通するものではないという意識を持つ
・区別が必要な情報を、色だけで識別させないようにする
・色名によるコミュニケーションが予想される場合は、なるべく凡例などに色名を記入する
・明度や彩度の違い、書体や記号の併用などで工夫する
・背景と文字にはハッキリとした明度差(コントラスト)をつける
・複数の折れ線グラフは色だけを変えるのではなく、実線・点線・破線などの線種や色を組み合わせる