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研究室の相補効果を向上する
「優秀な研究室」と「弊研究室」の違い
私の研究室では個々の独立がすごい(語彙力)。
先生と各学生がOne on Oneミーティングを行い研究を進めている。逆にいうと、学生間の協力や手助けが他の優秀そうな研究室に比べ極端に少ないと思う。
優秀そうな研究室の場合
優秀そうな研究室に話を聞くと、
「先輩がプログラムみてくれる」
「同期校正 -> 先輩校正 -> 先生校正 の順で論文校正をやる」
「校正フローがあるので、早めに論文が出来上がる」
「同じテーマの先輩後輩とグループで研究・勉強を進める」
などと言っていた。
弊研究室の場合
私の研究室にそんなものはない。「触らぬ神に祟りなし」という空気が日本人・留学生のどちらにもある。
「研究の進め方は先生との1on1で決まる。プログラムは自分次第(先生は先輩に質問してというが、先輩は質問待ち。後輩はほとんど質問しない)」
「自分校正 -> 同期or先輩校正1-2回(たまに先生校正)」
「一人でやってるので締め切りギリギリに論文が出来上がる」
「テーマは似ているが研究・勉強は各自。グループでやることがたまにあるが、トップダウン方式で後輩は作業するだけなことが多い。」
と言った感じである。少し過言かもしれないが壊滅的である。なんか、昔はいい感じに優秀な研究室だったがどこかでその文化が引き継がれなかったらしい。
相補効果の関係を目指したDX
改善に向けた僕の考えと行動
相補効果
ここでタイトル回収。
優秀そうな研究室を見ると、グループの強みが出ていると思う。特に、「グループで研究・勉強を進める」「お互いに校正する構造がある」と言った点はグループであることの利点を生かしている。
これは、個々が影響し合うと言うより、お互いに補い合っているといった感じであり、相補効果という言葉がぴったりだと思う。
DX
弊研究室は、今こそDXの時である(ここでいうDXは本来のDigital transformationの意味ではなく、日本社会的ないわゆるDXであり、多分業務フロー改革的なことである。今、適当なことを言っている)。研究室在籍期間で言えば、先輩Dより僕の方が長く最長なので僕がやるのがいいと思う。
現状はとても良いとは言えないし、僕自身の成長スピードが優秀な研究室に比べとても遅くなってしまう。そこで、ちょっとでも優秀そうな研究室に近づくために、何かを始めようと思う。
まず、
僕が早めに論文を書き上げ、校正を周りに依頼する
校正させてと言ってまわる
同じテーマの学生の研究議論に参加する(先生との2on1とか?)
くらいから始める事ができそう?
まあやるだけやってみるか。と言った感じ。無理なら無理でしゃーない。
DXの進捗
改善に向けた行動とその結果(感想)。考察は別にない。
やったこと
1)まず、他のD学生と共にみんなで校正し合おうと言う話をした。また、slackにoverleafと締切日を張ったら、コメントを書くよと言うチャットを出した。
2)また、似たテーマの後輩とは共著をしているので、関係性をこれまでの共著より深めみた。具体的には、・進捗の共有、・プログラムに10分悩んだら聞きにこいって話、・今どう?って会話。
3)また、他のDとの共著では先生との2no1をやってみたりした。
感想
1)overleafでの校正については良い。少しずつslackのrandomに校正依頼が来るし僕も出した。ただ、コメント出さないとこの文化がなくなるので、僕は出来るだけコメント出しているが、他の学生はまだ校正に参加していない。僕のやることが一旦増えただけwwwここは、なんとかしないといけない。
2)の後輩との共著関係について。これはどのように「後輩が聞きに来るの待ち」を克服するかが大事。オフラインのコミュニケーションでは良い感じである。が、オンラインではまだ未成功・数回失敗って感じ。進捗共有時に、次のステップの確認と、そのステップでプログラムのサンプルとか良い記事を持っていたら積極的に送るようにしている。「進捗聞くだけおじさんをどう避けるかを常に考えている。」
3)先生との2on1について。これはいい。Dと先生の1on1の後にそのDと僕の1on1をやるのはマジで無駄だったと言うことがわかった。ただ、先生と学生の1on1には、議論以外に雑談などの意味もあるので、兼ね合いが必要かも。といっても、定期的な1on1に僕が行っているわけではなく突発的な2on1なので気にしなくて良いのかもしれん。
まとめると、僕のやることが一旦増えた。今のところ大丈夫なので大丈夫って感じw 少しずつ他のD学生とも協力してサポートし合える関係を作れると良いなと思っている。
自分の校正を依頼しやすくなったのと、共著論文が増えたのはとても良いと思われる。共著が多い事が良いのか知らんけど。
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