【全文無料公開】 『健康不安がなくなる本』 〜脳の設定を変える〜 #7

現在「設定医療」という医療を研究、実践しておりまして。設定医療研究会の中の一つのチームとして行なっております。そのほかにも農業チーム、研究チーム、教育チームがそれぞれ活動を行なっております。
医療を行なっている中でいろんなことがありますが、その本質を綴った本が、2018年10月にアマゾンにて電子書籍で刊行いたしました。
そして、この発売してまもない本を、版元であるニューロサイエンス文庫さんの許可を得て、noteで全文公開することにいたしました。
「医者に匙を投げられたけどどうしたらいいの?」
「自分のやりたい治療ってなに?」
そんなモヤモヤを抱えている人にぜひ読んでいただきたいと思っています。そして、新年からの治療のヒントになれば幸いです。
心に留まる文章があったら、どうぞ自由にコピペして引用して、議論のきっかけにしてください。


7.恐怖と不安で支配してくる病院と医者

ある友人のクリエーターさんがいっていたが、

「恐怖からはクリエイティブなものは産まれない」
ということです。

日頃みる悲惨なニュース、幼女連れ去り殺人とかの報道を含めて、僕たちは日々、恐怖や不安を必要以上にアオる情報にさらされています。それも情報量でいえば、スマホが普及してから、脳の情報が受け取る情報量は10年前の約2000倍といわれています。

今の日本はマスコミがそういう報道しかしないので、ものすごい不安情報社会となっています。ものすごい情報量かつ不安な情報ばかり垂れ流し、それを毎日みるとどうなるか?

思考がだんだん停止していくといわれています。自分自身を見つめなおす時間も減るし、そもそも多くの情報を処理するだけで、既に頭がかなり疲労しているという理由もあります。

では、病気に対する恐怖や不安にかつ唯一の方法とはなにか?

それは、「その病気を誰よりも知ること」です。知らないから怖いのであって、知れば怖くないのです。不安もなくなるはずです。結局のところ、僕らが怖いのは暗闇やいままで経験したこともないもの、見たこともないものに恐怖や不安を感じます。それと、僕たちは一方向の視点しか持たないと、一つの情報から得られません。

では、多数の視点を持ったらどうでしょうか?

いろんな情報が入ってくるはずです。ただし、日本の医療は情報鎖国状態になっているので、ほとんど情報がはいってきません。また、新しい医療や方法をおこなっていると学会から干されます。

 例えばなのですが、いま次世代シーケンサーでのゲノム解析という方法があります。これは、デジタル機器のひとつであるが、ものすごい速度で人間の遺伝子の塩基配列を読み取る機械なのですが、これにより遺伝子の変異などの情報がたちどころにわかってしまいます。

 そうすると、この抗がん剤が自分の持っている体質、遺伝子に本当に効くのか効かないのかがわかります。がん細胞ももともと自分の細胞ですから。効かない抗がん剤に高いお金をはらい、副作用で辛い思いをするよりも、旅行をした方がましです。

 その他、トマトや玄米が自分にとって害ではないのかはIgG検査(遅発アレルギー検査)でわかりますし、今飲んでいるサプリが自分にとって本当に必要なサプリなのかは、有機酸検査でわかります。世界にはいろいろな治療法があるので、世界を知って、己を知る必要があるわけです。なので、病気になるまでにいろんな人に沢山会い、多種多様な価値観をうけいれ、多種多様な文化をうけいれるために色んな所へいく。そういう心構えが必要です。

 ともかく、今の自分では絶対に選ばないようなものに触れていけば、いろんな情報から、いろんな治療法を知ることができるのです。

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