【全文無料公開】 『健康不安がなくなる本』 〜脳の設定を変える〜 #23


はじめまして。
ドクタームッシュこと、荘司です。
脳神経外科医をしております。
現在「設定医療」という医療を研究、実践しておりまして。設定医療研究会の中の一つのチームとして行なっております。そのほかにも農業チーム、研究チーム、教育チームがそれぞれ活動を行なっております。
医療を行なっている中でいろんなことがありますが、その本質を綴った本が、2018年10月にアマゾンにて電子書籍で刊行いたしました。
そして、この発売してまもない本を、版元であるニューロサイエンス文庫さんの許可を得て、noteで全文公開することにいたしました。
「医者に匙を投げられたけどどうしたらいいの?」
「自分のやりたい治療ってなに?」
そんなモヤモヤを抱えている人にぜひ読んでいただきたいと思っています。そして、新年からの治療のヒントになれば幸いです。
心に留まる文章があったら、どうぞ自由にコピペして引用して、議論のきっかけにしてください。

23.空(くう)

僕らの肉体というのは、実は臓器はつまっていますがそれ以上でもそれ以下でもないのです。つまり、空っぽです。そこに学歴を含む肩書やら性格やらそういうものが吹き込まれていきます。

病気になった時は、自分でやりたくはないけど他が自分をこう思っているからという風なものはすべて捨ててしまった方がいいのです。例えば、お父さんは最後まで戦う姿を「息子に見せたいから」抗がん剤使って戦う! なんていうのは要らないと思います。

本当に自分自身でどうしたら自分は治るのか、そこに集中できる人が治る確率が高いと思います。

もともと自分は空っぽ、だから空っぽに戻ってみて、本当に自分の魂が何を求めているのかを知ることが治療を選択するときに重要です。また、そのような状態になると自分の設定を変えることができるようになります。

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