株式投資をすることで人生観が変わった【株式投資の話はしません】
投資といえば,株式,債券,FX,不動産,投資信託など色々な種類があります.
私は,2020年3月に株式投資を開始しましたが,人に講釈できるほどの知識も実績もないので,そんな話は致しません.
ただ,株式投資の勉強をしたことで,思ってもいなかった人生観の変化がありました.
この記事を通じて伝えたいことは,「株式投資を始めることのメリットは儲けることだけじゃないぞ」ということです.
株式投資を始めるか迷ってる人や,株式投資なんてギャンブルみたいなもんだろ,って考えの人は,読んでみてください..
株式投資を始めたら人生観が変わった話
なぜ,どのように人生観が変わったのか,大きく分けて3つの点を紹介していきます.
1.損得勘定が癖になった
まず,日々の買い物や出費のある行動をとるとき,損得を計算するのが癖になります.
株式投資にも色々やり方はありますが,投資の基本は「銘柄の価値」を見抜くことです.
価値を見抜いたところで、現在の価格が「割安」と判断したものを買う、というのが基本的な株式投資の手法です.
すなわち,価値設定の歪み探しです.
実際の買い物も同じです.
例えば,最近,子供のために13000円の大きな遊具を買いましたので,その話を例にします.
おもちゃにしては高いので,レンタルもあったのですが、7000円/3カ月.
1回延長しただけで,購入価格を上回る計算なので,”4カ月以上使用するなら”購入がお得です.
対象年齢的には1年は遊べる計算でしたが,子供が飽きたり,思い描いていたおもちゃと違ったりする可能性はゼロではありません.
それを考えると,一見レンタルはフレキシブルな選択肢に思えます.
ただ,そんなときはフリマサイトで6000円以上で売れれば、レンタルより結局安かったことになります.
では,フリマサイトにアップした時に買い手がつくかどうか.
仮にレンタル料金と同じ7000円で売りに出したとしましょう.
同じ中古品で(レンタルのような)3ヶ月という縛りがないので,買い手側ならフリマサイトで購入しませんか?
ということで購入一択でした.
ちょっとわかりづらいかたかもしれませんが,毎回こんなことを考えて購入するので,下手な買い物が減ったと思います.
[この話に対する反応予想➀]
「いや,こんな話当然じゃん!」って思った方いますかね?
でも,このレンタルサービスが存在するということは,この話でレンタルを選択する人が,世の中にはいるわけですよ.
損得勘定なしの思考停止状態です.
[この話に対する反応予想➁]
「いや,毎回こんなこと考えるのめんどいだろ!」って思った方.
良かったです.
この言い方なら損得勘定をすることのメリットは認めたということですもんね.
大丈夫です.株式投資をしてるとこういうのが“癖”になるんで,めんどくさいとかなくなります.
むしろ,(お得で)楽しいまであります.
2.無駄なサブスクを減らすようになった
サブスクとは,サブスクリプションの略で,「定額料金を支払うことで.支払っている期間サービスが受けられる」というビジネスモデルです.
アマゾンプライムや,雑誌の年間購読,スポーツクラブの会費,などなど,現代には多くのサブスクリプションビジネスがあります.
例を挙げた方がわかりやすいので,さっそく具体例いきます.
[例➀:アマゾンプライム]
サブスクリプション収益の代表とします.年会費4900円です.
これを解約して,浮いたお金で,年利3%の毎月積み立ての投資信託を始めたと仮定します.
4900円を12カ月で割って,408円/月の積み立て.
10年続けたとします.(積み立て計算のシュミレーターを使用)
10年後に(端数切捨てたため誤差ありますが)49000円お金がたまることは当然ですが,利息で6300円入るんです.
大した金額ではないですが,この6300円は何もしていなくても手に入るお金です.極論,積み立てのことを忘れていても,10年後に気づいたら手元に増えている不労所得なわけです.
[例➁:アメリカン・エキスプレス・カード]
年会費のかかるクレジットカード代表.アマゾンプライムより額が上がりまして年会費13200円です.
これを解約して,浮いたお金で,年利3%の毎月積み立ての投資信託を始めたと仮定します.
4900円を12カ月で割って,1100円/月の積み立て.
10年続けたとします.(積み立て計算のシュミレーターを使用)
当然,額が増えるので,その分利息も増えますが,アメックスカードを解約して得られる利息は,3%複利10年で17000円です.
この額になってくると,無視できなくなってきませんか?
不労所得ですよ?
もちろん,いずれの場合も,アマゾンプライム,もしくはアメックスカードが絶対に必要,ないし,その価値をうまく還元できているなら解約しなくていいんです.
ただ,結構こういうサブスクリプション支払いって,惰性で続けてたりしません?
それを解約して,投資信託に回すだけで,こんな風に不労所得が手に入ると考えたら,魅力的じゃないですか?
今すぐクレジットカードの明細をみて毎月の支出を確認してみてください.
無駄なサブスク支払いしてませんか?
それ払うくらいなら解約して投資しましょうよ?
という話.
3.社会の変化に敏感になった
最後の変化は,社会の動きを気にするようになったこと.
元々,社会情勢に関心がある人は関係ないんですが,私は,株式投資を始めるまでは,社会情勢に微塵も興味がありませんでした.
株式投資を始めると,経済の動きや,それを左右する社会情勢を知らなければならないので,多かれ少なかれ,社会の動きを気にするようになります.
「それがどうした」
と思うかもしれませんが,30年間まったく社会情勢に興味がなかった自分が,社会の動きに興味を持ったことは大きな変化であり,さらに,そのことによって起こせるようになった行動もあります.
言うなれば,このブログだってそうです.
コロナ渦にあり,ネット関連の株がどんどん値上がりしたのは有名なことですが,私の関与するところでは,オンライン診療・オンライン学習,AI読影など,「これから流行るかも?」と濁されていた領域も株価が反応し,その流れが現実化したものと判断しました.
医療,学習,その他ビジネスの中心の現場はネット上になると考え,(実はその半年くらい前から開始していた)ブログに本腰を入れました.
「これからどうなるかなんて,誰にも分らないし,ブログだって徒労に終わるかもしれないじゃん」
という意見が思い浮かんだ方.
あなたは,1年前にこのnoteというプラットフォームをみてましたか?
1年前だったらこの記事をここまで読んでますか?
変化はすでに起き始めてると思います.
私の先見の明でブログに本腰を入れたことが,功を奏したかどうかの答え合わせは,5年後くらいにこの記事を見返してみて考えます笑
そんな,社会の変化に敏感になれたことが,私が株式投資をで得られたことの3つ目でした.