見出し画像

Dr.Uのミュンヘン留学日記 #2 留学を志したら、まずしておくべきこと 2020.3.29

Gluten Tag! 「ドクターU@まだ日本滞在中」です。

今週末は「感染爆発 重大局面」のため、関東の複数の自治体が外出自粛を要請しています。

外出自粛要請に応じるようお願いすると首相
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000114-kyodonews-pol

日本がオーバーシュート、医療崩壊を防ぐことができるのか、まさに今が正念場です。

留学を志したら、まずしておくべきこと

パンデミックの影響で私のドイツ留学が延期になったので、日本にいる間は医学留学の準備について書いていきます。

今日は医学留学を志すDrが『留学を志したら、まずしておくべきこと』について。


「留学したい!」と思っても何から始めればいいかわからないという人は多いのではないでしょうか。実際、私もそうでした。

私はどうしたかというと、身近にアメリカ帰りの師匠(有名国際学会でYIAを受賞)がいましたので、率直に聞いてみました。

すると私の師匠曰く、留学するために以下の2つはしておくべきとのことでした。

1: 英会話

2:英語論文を書く


1:英会話

これは当然といえば当然ですね。

アメリカはもちろんのこと、ヨーロッパでも我々日本人を受け入れてくれる研究機関は多国籍の海外留学生を受け入れていますので、必然的にコミュニケーションは英語を使うことになります。

ちなみに師匠にTOEICやTOEFLを受けたほうが良いか聞いてみましたが、師匠曰く、別にTOEIC やTOEFLでなくてもいいよと。実際、私も留学先からTOEIC、TOEFLのような英語力を示すスコアを求められることはありませんでした。

ただし施設見学の際には現地スタッフとは英語で会話しますし、文書のやり取りは英語になりますので、最低限の英語力は必須です。

では、私は英語が得意だったかというとそんなことはありません。

私はネット英会話を使って勉強しました。最近のネット英会話は料金もお手頃ですし、自宅や職場で受講できるので、日常臨床で多忙なドクターにはオススメです。TOEICも自分の英語力を数値化するという意味では、勉強のモチベーション維持にいいと思います。

2:英語論文を書く

これは良い研究機関に留学するためには必須でしょう。

海外留学生を受け入れる研究機関側から見れば、英語論文を「1本も書いたことがない日本人」と「5本書いている日本人」であれば、後者を選ぶのは当然でしょう。

一から英語論文の書き方を教えるのは多大な労力と時間を要しますので、研究機関側からすると論文を書けるようになってから来てくれよと考えても不思議ではありません。

また論文を書いていれば、自分がこれまでに書いた論文のテーマについて専門的知識を持っている証拠になります。

日本語論文でもよいかというと、英語論文と比較するとアピール度はかなり弱いでしょう。もちろん何も書いたことがないよりはよいと思うのですが、留学先に提出する履歴書、業績目録は英文で記載しますので、日本語論文では通用しないでしょう。

医学留学においては、英語論文を書けるということは必須の能力だと私は思います。


以上、『留学を志したら、まずしておくべきこと』について書いてみました。引き続き、留学準備について書いていきますので、よければフォローをお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?