出産体験記

こんにちは。えむ@2児ママ博士です。
今回は忘れかけてきた2回分の出産体験記をまとめたいと思います。
研究活動は関係ない、単なる出産体験記です。

この記事では、
・第一子: 普通分娩(無計画有痛分娩)
・第二子: 計画無痛分娩(痛かったよ!)
について書いていきます。


第一子

 まずはお産前のことについてまとめます。無痛分娩についての産院の方針は、子宮口4-5 cmで麻酔を入れる方法でした。このような方法は和痛分娩とも言いますが、ややこしいのでここでは無痛分娩とします。私自身は、無痛分娩にはリスクもあるのでどうするかかなり迷っていました。一応、妊娠後期では無痛分娩に必要な検査として、血が止まりにくくないか、耳たぶに針を刺して確かめる検査などはやりました。ただ、私はこの検査でもう痛みに対して恐怖感MAXでした。

 そして、思わぬタイミングでお産が始まりました。きっかけは、妊娠37週の検診での説明なしの子宮口グリグリでした。とても痛かったです。おそらく卵膜剥離で、私の体に対して胎児の推定体重が重かったからかな?と思いますが、説明がなかったので不明です。そのあとは生理痛のような痛みとおしるしがありました。夜には微熱や、お腹の不定期な張り(6-8分とバラバラ)がありました。不定期だし陣痛ではないかなと思い、眠りにつきました。

 そして翌日、お昼の12時半頃に破水しました。破水すると、感染症の危険性があるので入院して点滴をします。しかし、陣痛は来ません。子宮口は1 cmでした。

 一晩過ごし、破水した日の翌日朝5時頃から陣痛が始まりました。陣痛は本当に痛く、余裕がなくなりました。子宮口は朝の2 cmから夜5 cmになりました。無痛分娩の同意書を家に忘れており、それでも無痛分娩できるか助産師さんに聞いたところ、「夜だから対応できない」と言われました。そもそも、麻酔を入れることができる子宮口5 cmになるまでずっと痛かったので、無痛分娩とは!?と思ってしまいました。

 陣痛が始まった翌日の朝、子宮口はまだ5 cmでした。しかも、赤ちゃんが降りてきていないらしく、今日は産まれないかもと言われて絶望しました。疲労はピークに達していました。もう気力もありません。食欲もなく、朝ごはんは食べられませんでした。ところが、10時頃に子宮口8 cmになり、赤ちゃん降りてきているので今日中に産まれそうと言われました。

 そこから急展開を迎え、13時頃遂に分娩室に入ることになりました。今更陣痛促進剤を使い始めたのですが、陣痛の間隔は短くなりませんでした。分娩のときは、お腹をぐいぐい全力で押されました。のしかかられたと思うくらいです。何度いきんだかわからないくらい、たくさんいきみました。分娩はもはや痛みは感じませんでした。会陰切開の末、15時過ぎに遂に誕生しました。生まれた瞬間に泣き声が聞こえました。頭が出てからは「どぅるん」という感覚がしました。

 その後、晩ごはんはお腹は空いているのに食べる体力がありませんでした。とても疲れていました。次があれば絶対無痛分娩にする!ということだけを覚えておこうと誓いました。

第二子

 まずは、お産前のことについてまとめます。第一子のトラウマがあったため、産院を変えました。そして、第一子の経験から計画無痛分娩を選びました。特に、上の子がいたので、夜中の陣痛に対応するのが難しく、計画分娩はとてもよかったです。

 お産は予定通り計画分娩となりました。お昼過ぎに入院し、子宮口が1 cmだったので広げる措置を行いました。この措置は少し痛く、股に違和感が残りました。だんだんお腹の張りがキツくなってきて、胎動が響くようになってきました。夜、あぐらで晩ごはんを食べていたところ、いきなり2-3分間隔の耐えれる陣痛がきました。ただ、5-9分と伸びたりもするので前駆陣痛?と思い、過ごしました。夜は7-8分おきの耐えられる痛みのお腹の張りがあり、何度か起きましたが寝ることができました。

 翌日、遂に出産の日です。朝にはお腹の張りと痛みがなくなっていました。子宮口は4 cmになっていました。9時に陣痛促進剤を開始し、おしるしがありました。10時半頃、少し痛みが強くなってきました。陣痛は3-4分間隔でした。11時頃、子宮口は柔らかいのですがまだ4 cmで、3分間隔の耐えれる陣痛でした。11時45分頃には大分痛くなってきて、陣痛は3分間隔のままでした。大分痛かったのでナースコールするか迷いましたが、お昼ごはんが来たのでとりあえず食べることにしました。

 ここからお産は急展開を迎えます。12時半頃、そろそろ麻酔をと思っていたら、パツンという感覚と共に破水しました。いきなり耐えられない陣痛が来て、痛みのあまり絶叫しました。内臓を引き裂かれるとしたら、こういう感覚だろうなという痛みでした。麻酔を入れてもらい、だんだん痛みがなくなってきました。13時頃、夫に破水と麻酔の連絡をしました。13時半頃、気が付くと子宮口全開になっていました。分娩の姿勢になるだけで赤ちゃんがどんどん下がってきたみたいでした。13時50分頃夫が到着し、いきみを開始しました。いきむのは本当に大変で疲れました。

 そして遂に産まれます。産道に赤ちゃんの頭が挟まる感覚で、私はパニックになりました。それと同時に夫が分娩室に入ってきました。パニックの中、私は「出してー!」と叫んでいました。遂に赤ちゃんの頭が出たのですが、まだ「待って」と言われ、次の陣痛で肩が出て出産となりました。生まれたばかりは赤ちゃんが紫色で、少ししてから泣き始めました。会陰切開はしませんでしたが、少し裂けました。「切らないで済むからこのままいこうね」と言われたのですが、「切ってもいいから早く出して!」と思っていました。

 ここで、第二子の出産の感想をまとめます。無痛分娩でも麻酔を入れる前は痛かったです。そして、第一子同様、いきむのは本当に大変でした。ただ、第二子だからか私は冷静で、お産自体も大変とはいえ前よりは楽かな?と思いました。疲労感がすごかったです。アドレナリンは感じず、ただただとても疲れました。

 その後は、産院食では足りないくらいの食欲がやってきました。食事のボリュームはあったのですが、体の回復や母乳生産に必要なのか、すぐにお腹が空くのです。なんと、この産院にはパンの自動販売機がありました。もちろん、夜中に買って食べました。自動販売機があるということは、必要とされているということなのです。第一子同様母乳過多で、入院中でも夜間授乳しないと胸がパンパンになってしまいました。

おわりに

 2人分の出産体験記、いかがでしたでしょうか。どれも違ったお産で、どちらもよく記憶に残っています。特に、生まれたときの感動は忘れられません。そして、どちらも母子共に無事に出産を終えることができ、本当にありがたいと思っています。

 読んでいただきありがとうございました。

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