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11/22開催【ドコモベンチャーズピッチ】ヘルスケア最前線~テクノロジーでカラダを健康に、フィットネス最前線特集~

皆さんこんにちは!ドコモ・ベンチャーズです。
今回は、2022年11月22日(火)に行ったイベント、

【ドコモベンチャーズピッチ】ヘルスケア最前線~テクノロジーでカラダを健康に、フィットネス最前線特集~

についてレポートしていきたいと思います!

本イベントでは、ヘルスケア・フィットネスの領域で新しい事業に取り組まれている注目のスタートアップ5社をお招きしピッチをしていただきました。

  • フィットネス、健康に興味のある方

  • フィットネス関連や健康経営(ヘルスケア)への投資や事業連携をご検討されている方

  • 新規事業、オープンイノベーション等をご検討されている方

  • 最新のサービストレンド、テクノロジートレンドに興味のある方

にぜひお読みいただきたい内容となっております!

以下、各スタートアップにピッチをしていただいた内容をご紹介します!

■1社目:株式会社ONE SLASH ONE

1社目は、ONE SLASH ONE 古渡 奈々子様にご登壇いただきました!

<株式会社ONE SLASH ONE ブランディング・マーケティングリード 古渡 奈々子様>

株式会社ONE SLASH ONE

・ONE SLASH ONE社の事業内容

ご自身の精神的な病をきっかけに、気分転換として筋トレを始め、人生を救われたという古渡様。ONE SLASH ONE社では、非日常空間の中で自分と向き合う「第4の時間」の創出をミッションとしています。

第4の時間とは

・デジタルAI社会に伴う経済格差と身体性の欠如

デジタル技術とAIの進化によって生活が便利になる一方で、家から一歩も出ずに生活とコミュニケーションが成り立つ時代になりました。

これにより、身体を意識しない生活習慣が当たり前のものとなり、今後世界的な社会課題になると考えられます。ONE SLASH ONE社では身体性を取り戻すべく、筋トレを通じて自分自身と向き合う「第4の時間」を提供したいと考えています。

・筋トレ市場の動向

男女ともに半数以上が筋肉質な体形を求めるものの、実際に達成・維持できているのは全体の約8%に過ぎません。

筋トレの成功のカギは、

・トレーニングに関する知識を有していること
・1人でトレーニングを継続できる環境があること

であると考えられ、必要なのは科学的知識に基づいた正しいトレーニングを、自分一人でも続けられるような環境で行うことです。

・1/workout(ワンスラッシュワークアウト)

それを解決するために、ONE SLASH ONE社では「1/workout」というプロダクトを展開しています。

次世代型マイクロジム「1/workout」

AIを搭載したマシンによる24時間運営の無人個室ジムという、次世代型のプロダクトになっています。

セルフで24時間利用可能という利便性の高い24時間ジムの特性と、都度課金というパーソナルジムの特性を活かして、新しいカテゴリーを創出しています。

特徴は以下の通りです。

・誰もいない自分と向き合う空間の提供
・バーベルの準備を全て自動化
・過度な疲労を生まない最新トレーニング理論を採用

■2社目:株式会社biomy

2社目は、biomy 小西 哲平様にご登壇いただきました!

<株式会社biomy CEO 小西 哲平様>

株式会社biomy 小西 哲平様

・biomy社の事業内容

biomy社では、腰痛の治療用アプリを開発しています。日本国民の83%が腰痛経験者であり、腰痛治療の市場規模は約100億円にものぼる国民病となっています。小西様はこうした問題を治療用アプリを通じて解決していきたいという思いから、biomy社の設立に至りました。

・デジタルセラピューティクス(DTx)

デジタルセラピュ―ティックスとは、臨床的な実験、治験を行うアプリです。
以下のようなメリットが挙げられます。

・医療費を削減できる
・医師の労力を削減しつつ、診療間の空白を埋められる
・医師だけでは困難な治療が可能になる

・スマホ・VRアプリによる慢性腰痛の治療

慢性腰痛治療に対するアプローチ

3ゕ月~1年以上続く腰痛が原因で、人によっては常に痛みが頭を過ぎり、うつ状態に陥る場合があります。それに対し、biomy社では。運動療法や薬物投与だけでなく、メンタルに働きかけることで腰痛の改善を目指しています。

具体的には、”アプリ上でのトレーニングメニューの提案”、と”VRによる痛みから目をそらすための映像等のコンテンツの提供”を行います。
トレーニングメニューはその人に最適な運動の提案を行い、自分でも治せるという自己効力感を高めることによって、腰痛と向き合うための正のサイクルを生み出すことができます。このように運動療法と認知行動療法の2つの軸で治療を提案しています。

・腰痛治療用アプリの利用フロー

アプリと治療のフロー

腰痛治療用アプリのダウンロードには、医師によるアプリの処方が必要です。

アプリを用いた治療により、来院回数を減らせたり、次の診療までの間もこまめな治療が可能になったり、また、腰痛治療に対する専門的なアプローチを行えたりすることが期待できます。

・非医療機器としての展開

本アプリは健康経営を目指す企業にヘルスケアアプリとしての提案も進めています。

複数の企業に対し、トライアルとしてスマホアプリを利用してもらった結果、被験者の約2/3に腰痛改善効果が見られました。

秋田の2企業、ヘルスケア分野で実証 県外企業と連携

日本経済新聞より

■3社目:株式会社Funova

3社目は、Funova 舟久保 匡佑様にご登壇いただきました!

<株式会社Funova 代表取締役 舟久保 匡佑様>

株式会社Funova 舟久保 匡佑様

・Funova社の事業内容

Funova社は、FLATTE(フラッテ)と呼ばれる1名対少人数のパーソナルジムを展開しています。自重中心のマシンレストレーニングを提供しています。

FLATTE(フラッテ)について

・FLATTEの特徴

リーズナブルに、いつでもどこでも、気軽に楽しく続く、1対少人数のパーソナルレッスンが受けられます。また、OMO型のフィットネスジムを提供していて、リアル店舗×オンラインのフィットネスを体験できます。

24時間ジムにはサポートがなかったり、反対にパーソナルジムは高額かつプレッシャーがあったりしますが、そうした問題点をすべて解決するフィットネスのサービスになっています。

リアル店舗
パーソナル指導やモチベ―ションを形成

オンライン
自分のスケジュールに合わせた指導を選択可能

・フィットネス市場のポテンシャル

日本のフィットネス人口は3%ほどですが、今後、健康志向の高まりで20~40%まで伸びると見込まれています。

・FLATTEのセミパーソナルトレーニング

FLATTEのポジショニング

FLATTEでは、データを活用することで個々に最適化した指導を実施しています。店舗でもオンラインでもプロがトータルサポートすることで、「マシンが怖い」「運動方法がわからない」など、トレーニングにおける悩みを抱える方に効果的な方法を提案していきます。

・収益性

FLATTEのビジネスモデルでは、初期投資を低く抑えるだけでなく、徹底した固定費の削減も行っています。たとえば、

・スマホを用いて予約や決済を行うことで無駄な人件費を削減
・水回り設備を排除
・繁華街ではなく生活圏にジムを設置

などの取り組みによって、顧客一人当たりの料金を低くしつつ高い収益性を実現しています。

Funova社は今後全国展開を予定しており、3年後には100店舗以上の出店、4年後に上場を目指しています。

■4社目:ミラーフィット株式会社

4社目は、ミラーフィット 黄 皓様にご登壇いただきました!

<ミラーフィット株式会社 代表取締役社長 黄 皓様>

ミラーフィット株式会社 黄 皓様

・ミラーフィット社の事業内容

ミラーフィット社は、スマートミラー「MIRROR FIT.」を開発・販売している企業で、黄様は鏡にイノベーションを起こすことで今の人々の毎日を変えることが出来ると考えて、スマートミラーの開発に至りました。

スマートミラーを利用し、健康をよりシームレスに身近にしていくことを目的に事業を展開しています。

スマートミラー「MIRROR FIT.」について

ジムを経営していく過程で、一過性の健康に疑問を感じてきた黄様。「継続」を重視して、鏡が変われば毎日の生活が変わり、続けられる自分を好きになるというビジョンをもとに、ミラーフィット社を設立しました。現在も「長期的でmust haveな健康」を目指し開発に取り組んでいます。

・今までのフィットネス

短期的に行われる健康増進のための活動

これまでの健康は、「結婚式のため」や「健康診断で数値が悪くなったら」など、短期的でスポット的なものでした。しかし、本来健康は蓄積していくべきものであり、健康寿命を伸ばすためにも「継続」が鍵となっています。

・ミラーフィット社のサービス概要

「MIRROR FIT.」という製品を一から自社で開発しています。

具体的には、ハードとアプリケーションの開発、さらには500本以上のコンテンツを自社で開発しています。利用方法は、本体購入後、月額利用のサブスクとなっていて、全身鏡にタッチするとパーソナルトレーニングを受けられるという仕組みになっています。

・人と健康の距離を縮めるために

コンテンツの窓口としてだけではなく、連携するスマートスケール(体重計)やウェアラブルウォッチの開発も進めています。利用者の健康活動をした実績やデータは全てデータベース内に組み込まれています。

事業者への導入例

ミラーフィット社では、こうして収集した健康データを自社のアルゴリズムによって分析します。そしてその方に合ったコンテンツ表示まで行うという提案の部分まで担うことにより、人と健康を縮めるようなサービスを提供しています。

■5社目: 株式会社Sportip

5社目は、Sportip 高久 侑也様にご登壇いただきました!

<株式会社Sportip 代表取締役 高久 侑也様>

株式会社Sportip 高久 侑也様

・Sportip社の事業内容

もともと野球を12年間していたものの、経験や勘に基づく指導により野球を続けられなくなってしまったという高久様。この経験から、個人の体に合わせた運動指導を届けるために、Sportip社を設立しました。

Sportip社は筑波大学と連携して独自のAI技術を開発し、「ヒトの運動指導をAIによって高度化する」ことを目標にアプリを開発している、筑波大学発のベンチャー企業です。

・Sportip Pro

スマートフォンで撮影するだけで個人に合ったメニューが出てくるAI搭載型のSaaSで、トレーナーや理学療法士が行うことと同等、またはそれ以上の内容を1秒で提供できるアプリとなっています。

特徴
・228の項目をチェックでき、若者から高齢者まで活用可能
・24億以上のフィードバック
・2300程度のトレーニングを指導で提案できる
・高齢者向けのメニューも豊富で状態に合わせた運動を提供できる

アプリケーション「Sportip Pro」について

・Sportip Proの機能

静的姿勢解析
姿勢を分析し、タイプ、点数、評価、前後左右でどれぐらいのゆがみがあるかを可視化

BodyShape
身体のサイズを測定し、Before/Afterでボディメイクを可視化

・リハケア

さらに、Sportip社ではリハビリ・介護向けのリハケアというアプリを現在開発中です。現場の悩みを全て解決できるように、UI・UXの改善にもこだわっています。

・今後の展望

まずは「SportipStudio」という形で様々な企業に技術を提供していく中でアセットを蓄積して、最終的には自動化してAIのみでできるような環境を整えていきます。

まとめ

今回は、ヘルスケア/フィットネス関連の代表的な5社のお話をお聞きしました。

デジタルによって情報が一元管理され、より便利になったフィットネス業界の新しい未来が非常に楽しみですね!

今後もドコモ・ベンチャーズでは毎週1回以上のペースで定期的にイベントを実施し、その内容を本noteでレポートしていきます。

引き続きイベントレポートを配信していきますので、乞うご期待ください!

>>今後のドコモ・ベンチャーズのイベントはこちら

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