トランプ元大統領銃撃事件－発射された銃弾の行方（銃声は６～８発）
遂にジョー・バイデン大統領が１期かぎりで降りると発表されました。民主党が新しい大統領候補の擁立を急ぐ中、ドナルド・トランプ元大統領（大統領候補）が狙撃された銃撃事件・暗殺未遂事件の発生から１週間以上が経ちましたが、トランプ氏に対する評価が急上昇した一方で、事件の発生直後に射殺されたトーマス・クルックス容疑者の動機は全く判らないようです。
既に死亡した容疑者の犯行当日の行動はかなり明らかになったようですが、容疑者が射殺される前に放たれた弾丸（６～８発）の行方の詳細は公表されていません。
それでも、巻き添えになった死傷者が座って・立っていた位置や、事件発生時の会場の様子等から銃弾の軌跡を推測した動画やブログが散見されます。内容の真偽は不明ですが、そのような動画の一つを下記に引用します。
トランプ元大統領の演説は、年に一度、大規模な農場展示会が開かれるバトラー・ファーム・ショー（ペンシルベニア州バトラー郡）の敷地にスタンド席や大型スクリーンを仮設した会場で行われました。
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Posted by Butler Farm Show on Friday, July 26, 2019
左右に大型スクリーンが配置され、小型のクレーン（左右に１基ずつ）に大型スピーカーが吊るされる一方、大型のクレーン２基からワイヤ（あるいはロープ）を垂らして巨大な星条旗が掲げられました。
バトラー・ファーム・ショーの敷地に隣接する建物の屋根の上に潜んだ（伏せた）容疑者と演台の間を遮る障害物は何もなかったようです。
（容疑者から見て）トランプ元大統領の手前側で一人（死亡）、トランプ元大統領の向う側で二人（重症）が被弾しました。
各社が配信したニュース映像を観ると、始めに銃声が３発聞こえますが、銃弾がトランプ元大統領の右耳に当たった直後、右耳に手をあてながら、トランプ元大統領は身をかがめました（演台の床に伏せました）。
その後、３～５発銃声が聞こえますが、（容疑者から見て）トランプ元大統領の手前側で一人が被弾して亡くなられ
トランプ元大統領より向う側で二人が被弾して重傷を負われました。
また、二人の後方に置かれていた小型クレーンの油圧配管に銃弾が当たり、クレーンのアームが縮んで吊り下げられたスピーカーがずり落ちました。
事件の発生後に撮影された会場の写真を見ると、演台に向かって右側のスピーカーが（クレーンのアームごと）下がっているのがわかります。
亡くなられたコーリー・コンパートア元消防士のご冥福と、重傷を負われたお二方のご回復をお祈り申し上げます。
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