油断するな、次はお前だ(カルト勧誘が来やがった話)
とってもとってもお久しぶりです。
ド畜生です。
生活の平坦化と忙しさと面倒臭さが相まって何もやる気が起きず、完全に放置してたんですが書かなければならないことが起きたので書き記しておきます。
時は本日18:30。
近くのスーパーから帰り、ふとドラッグストアに寄ったときのこと。
というのも近頃話題の睡眠サプリ的サムシング飲料を探しに行ったのですけれども。
あらゆるドラッグを回ったんですがこれ、ないんですよ。
いくらバズったからとはいえ日本人眠れてなさすぎだろ。
そんなことはどうでもいいんですよ。
朝昼飯が抜けてしまっているので、さっさと家に帰って残りもんのホルモンを炒めてさっさと食おうと思いながら自転車にまたがったその時。
ベンチに座った女性から声をかけられる。
おかしい、これは自分の自転車だし、何も落としてないはずだし、なんだ?人生にバグでも起きたか?と思うわけです。
「すいません、3問くらいの簡単なアンケート調査をしているのですが。」
アカン
聡明な私は知っている。
これはカルト宗教の類の勧誘だと。
連絡先を教えたら終わり、ただでさえ終わっている大学生活に終止符を打つことになる。
しかし私、気が弱い。
必死の抵抗。
私、嘘つけない。
事実を並べて危機を回避する方針へ。
ひとまず避けられるかどうかだけ試す。
「おなかすいてるんで…」
いや事実だけどさ。
どんな言い訳だよそれ。
「すぐ終わるので…」
ですよね。知ってた。
ならば、適当に回答しておいて、話を合わせながら帰る方向に一気に持ち込む。
アンケートと言いながら中身は薄っぺらで、学年、学類、興味関心のあることしか聞かれない。
そんなもん聞いてどうすんだ。
答えると、ようやく素性を明かす。
「カープというサークルで…人材育成を…」
うさんくっっっさ
何が人材育成だ。学生のご身分で。
話を聞けば、OBOGを呼んだりもするそう。余計に怪しい。
「知ってましたか?」
「なんか図書館で聞いたことがあるような…」
実際に図書館にいたのはおそらくインターンの説明の人でした。
気がするだけなので一切嘘はついてません。
「ほんとですか!?」
いやお前が驚いてどうするねん。
活動してるんと違うんかい。
それでまぁ会話は基本向こうのペースのようですが、私からすれば目を見る練習台くらいにしかなっていません。
「これ見たことありますか?」
見せられたのは企業が求めるスキルと、学生が必要だと思っているスキルのズレに関するグラフ。
「あぁなんかフレセミ(フレッシュマンセミナー)で見たことあるような…」
実際にフレセミで見たのはおそらく世界と日本での必要スキル意識の違いでしたね。嘘しかついてねぇなこいつ。ペテン師はどっちだ。
「よく覚えてますね!」
よく覚えてねぇんだよバカタレ。
あれやこれやと話は進み。
「サークルの説明とかしたいんで、ほんと今日とかでもいいんですけど」
正体あらわしたね。
奴らは隔離された空間に行きたがる。
「今日はだめです。心理統計が明日あるので。」
「明後日以降は…」
「レポートがあるので。」
「火曜…」
マジでしつこいですね。
あまりにもテンプレート通り。
実際のところ、カルト集団の手口って、今や義務教育過程でもやるレベルで。
大学でもそういう話は散々あったというのに、全く同じ手口しか使わないところに能力の限界というのを感じます。
「せめてパンフレットでもあればいいんですけどねえぇ…(煽り)」
直接ではないですがある意味悪口。
活動すんならそれぐらいやれやの意。
「そうですよねぇ」
なら作れや。
「Instagramならやってるんですけど…」
「Instagramやってないですねぇ」
「そうですよねぇ」
そうですよね???
インスタなんか今やってない人のほうが少ないでしょうが。
つまりこの女は俺をいいカモだと思って声かけたわけだ。
マジで腹立つな。
「LINE交換できますか?」
「プライベートは侵されたくないので。基本的に大学の人とも話しませんし。」
嘘じゃないよ。
「あぁ~…」
納得すんなや。
「mailもダメですか…?」
「はい。」
正直に行きましょうね、正直に。
そんなわけで連絡先の死守に成功。
それでもどうしてもサークルに誘いたい様子。
「サークル名は覚えておくので、夏以降に考えさせてください」
で、腹が減って死にそうな旨を伝えて即撤退。
冷や汗をかきました。
全くの無傷で生還。
くっそ疲れて気分が悪かった以外は完全勝利Sでございます。
完全勝利ではないな。
マジで最悪の気分ですよ。
だって要は見た目イケてない陰キャで押しに弱そうなやつだと私は判断されたわけですからね。
クソ野郎が。
女郎か。
私のプライベートで女性と喋っていない連続三ヶ月記録は、カルト勧誘によって破られたのでした。
余計に女性が苦手になりそうです。
もう嫌です。
これでまたカルトの勧誘が来たら次は妙な作戦を立てずに嫌ですの一点張りで拒否します。
みなさんもそうしてください。
カルトの連中はきっと何処かに潜んでいます。
音も立てずに、ある日突然忍び寄ってきます。
覚えておいてくださいね、CARP(カープ)(かあぷ)ですよ。
Wikiですが情報を載せています。
今は過激に活動しているような様子は見せていませんが、実際どのようなことをしているのかは全く明るみに出ません。
Instagramしかないと言っていたにもかかわらず、調べてみるとブログやツイッターの痕跡は残っています。
どれだけいい加減な団体かということです。
突然話しかけられたらまず疑いましょう。
アンケートなんかもってのほかです。
対処の方法としては、
①最初から断る
②途中で断る
③最後のサークル勧誘の段階で断る
この3つのタイミングで何らかの理由をつけて話を切り上げるぐらいしかないでしょうね。
腹が減ったとかしばらくレポートの嵐で死にそうだとか、家でエロゲーがしたいだとか。私は閃乱カグラがしたかったです。
けど私みたいに嘘がつけない純粋でとっても善良な人は最後まで話を聞いて、断りにくくなってしまうでしょう。
最終手段。
④LINEを交換した直後にブロック。
LINEを交換さえすれば向こうはおそらく安心して話を切り上げるでしょう。
そしたら即ブロック。
どうにかなるでしょう。
ただし、今回の私のケースは大学関係者だったために使えません。LINEが本名なので、素性がバレてしまいます。
ですので慎重に。
一度捕まったら終わりだと思っておきましょう。
次はあなたですよきっと。
油断してると奴らは来ます。
以上です。
所詮は俺はカルトにしか話しかけられないようなやつですよ…
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