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強すぎるメッセージについて

本日、人生で初めてドキュメンタリー映画を見てきました。
その映画は、若手映画監督が作品を海外の映画祭に応募する過程を詳細に綴ったもので、本当に良い映画でした。

ただ、映画の感想を書くのは後にして、「物語が持つメッセージ性」について考えついたことがあるので、徒然なるままに書き出したいと思います。

まず、映画に限らずどんな物語においても、作者の伝えたいメッセージなるものが存在します。それは、古今東西すべての物語において当てはまっていると言っていいでしょう。

そして、強いメッセージは、ある種の加害性を内包しています。
映画や小説なんかは、受け取った側の考え方を変えたり、人生を転換させるだけの力を持つものもあります。
さらに、作者が伝えたい気持ちが大きいほど、その加害性は増していく方向に進んでいきます。

そう、人類はストーリー性があるものに、感情を動かされるようにできているのです(サピエンス全史参照)。

例えば、会社のプレゼンでもストーリーをきちんと作れと注意されるし、合コンでもストーリー構成がしっかりした話し方が好まれます。

今の実力では、物語の力を使い切れていない気がします。

多くの人を意のままに操れるような、ストーリーテラーになりたいなぁ。



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