形見なくす

音楽やギャルゲなどを嗜むオタク。 Vの皮を被り、矮小な人生から生まれた弱思想とエッセイ…

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音楽やギャルゲなどを嗜むオタク。 Vの皮を被り、矮小な人生から生まれた弱思想とエッセイを綴ります。Twitterでも小言を綴ります。新しいエッセイについて通知もしますのでよければフォローしてくださ

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エッチなスリーブで従兄弟の脳を破壊してしまった

みんなは最近デュエルしてる? 私はやってる。最前線。Tier1。 カードゲームはほとんどの男児が通る道だ。 地域や年代によって流行ってるゲームは異なっていて、私の年代•地域だと、遊戯王かデュエマだった。  限られた小遣いで駄菓子屋のおばちゃんに150円を投げつけカードを集める日々。 多くの人間は歳を重ねるにつれて、これがただの紙切れだということに気づき、カードゲームを卒業していく。 私にもその時が訪れた。 こんなものただの紙切れだ。そう思った。  そして私はさらにこ

    • 地下アイドルにクソリプを送ろう!

      親愛なるこのnoteに辿り着きし皆様、お変わりなく非生産的生活を送っていますでしょうか。 私はと言いますと、最近では本田望結のリプ欄を読み、一人ひとりの人間性を考察することに生産性を見出しております。 さて、本田望結以上に気持ち悪いリプ欄が多くの地下アイドルにて発生している昨今。 今回は最近なんだか地下アイドルという存在が気になっているえるたそな私が、 地下アイドルについて独断と偏見をつらつらと書き散らしたいと思う。 アイドルとは「偶像」「崇拝される人や物」「あこがれ

      • ヤニ歯のリンちゃん

        私の住む地域は、商業施設が集積したメインの通り以外、そこに住む物以外は誰も通ることのない私道のような状態になっている。 なにかにつけて上手いことを言いたかった時期の私はこれを「死道」と名付けていた。 死道となっている理由は単純で特定の用事が生まれる特殊な施設もなけりゃ、大体の機能をメインの通りで代替できるからだ。 そんな死の道を開拓することで何か創作欲を掻き立てる奇妙な出会いができないかと期待し、  「近隣市街地の通ったことのない道を全て通ろう!」 というイベントを

        • だけじゃないBABY聞いて家をでた

          人の人生に大きな転機が訪れる時、そこには何か”きっかけ”がある。だいたいある。 それは芸能人の激強エピソードのような、人生を180度変える出来事ばかりではなくて、 我々一般人の多くにとっては、せいぜい人生を10度くらい変えるくらいのもので、 でも、時が流れてその延長線で振り返えると結構な変化が産まれており、結果的になかなかの転機だったと気づくのである。 私にとってそれは1曲のロックンロールだった。 当時、オタクや厨二病など、様々な病気を拗らせすぎた私は、背負って歩く

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        エッチなスリーブで従兄弟の脳を破壊してしまった

          で、筋肉少女帯のおかげで君が産まれたってわけ

          (ヘッダー参照 https://images.app.goo.gl/KQ6RyGHamzdosBY76) 私の親は共通の趣味をきっかけに出会い、意気投合し、結婚した。言われてみれば、なんてことはない。音楽の趣味が合うからというのはよくある話だが、筋肉少女帯というバンドが、運命の扉を開けたとは誰が思うだろうか。 そして、その奇妙な因果の潮流は意図せず息子にまで受け継がれることになる。 https://www.google.com/amp/s/www.s-manga.net

          で、筋肉少女帯のおかげで君が産まれたってわけ

          男子校奇人伝

          男子校、そこは魔境。 人格形成の大部分を担う中学〜高校の時期を男しかいない環境に身を置くことの恐ろしさよ。 むさくるしく、キラキラ感のなさそうな男子校だが、実はその環境は中々にパラダイス。 苦しい環境だからこそ、お互いをリスペクトし合う気持ちが生まれる。 共学では決して日の目を見ることのないヤバめな人材をしっかり深掘って面白がれる、親しくなれる心の豊かさが我々男子校生徒にはある。 誰もがのびのび自分のやりたいことを何も隠さず、恥じることなくできる環境なのである。 そう

          ハレ晴レユカイを踊ってから5年間記憶がない

          オタクっていうのはなんともめんどくさい生き物で、 自分が何物でもないことを分かっているのに、いつまで経っても自分が特別だという一縷の望みが消えない。 周囲の想像をはるかに上回る才能が実は秘められていると期待せずにはいられないのだ。 黒の剣士になりたいのだ。 そんな自分への期待値が稀にジンバブエドルくらい高騰する時がある。 圧倒的な全能感で、勢いにまかせてなんでも行動に起こしてしまう日がある。 しかし、この行動が功を奏すオタクは1%にも満たず、ほとんどのオタクは消えぬ

          ハレ晴レユカイを踊ってから5年間記憶がない

          デレマスのために叔父の葬式を開いた

          時は2010年代、デレマス全盛期。アニメも放送され世はデレマス熱に満ちていた。 地方の芋オタク高校生の私も漏れることなくデレマスに両足で浸かっていた。 アニメをラジオ感覚で常に流して数十周し、高校から帰れば全ての時間をデレステに注ぎ込む私。 お小遣いは全て新譜に。CDて高い。 私はみくにゃん推しだ。星野源と同じ。 「恋」をみくにゃんがカバーしたらしい。羨ましい。 そんな私を含む、多くのプロデューサーにとっての最大のイベントはライブだ。 もちろん、しっかり現実で開催さ

          デレマスのために叔父の葬式を開いた

          夜のメイドカフェでキマった日

          メイドカフェ。 日本のオタク文化が生み出した狂気の結晶。 どんなオタクでも可愛い女の子とコミュニケーションが取れるのだ。しかも全ヨイショ。 ガルバ等と違ってキャラを入れてくれているので、生々しさが半減されるところもオタクに優しい。 ディズニーでグリーティングしてるのとほぼ同じ精神状態になれる。それを来店時間中はずっとだ。最高だ。 最初はどんなに乗り気でない人間でも一度訪れれば、なんやかんやで最後にはしっかりホクホク顔でメイドさんにバイバイするのだ。 ディズニーに近い。

          夜のメイドカフェでキマった日

          童貞すぎて正常位でドップラー効果起こると思ってた

          肉を知らぬ童貞は性行為について多くの勘違いや思い込みをしている。 だいたいは童貞を卒業した後にこの思い違いにこっそり気づくのだが、悲しくもSNSや2chでそれを経験者に指摘され、笑いものにされる童貞を見たことはみなさんもあるのではないだろうか。 これは童貞のはんぺんメンタルに甚大なダメージを与え、消えぬ黒歴史としていつまでも胸に刻まれる。 今回は私がかつて童貞すぎたあまりに、自身の無知を全校に知らしめてしまった話をする。 高校時代、私はあまりにも童貞であった。 当時

          童貞すぎて正常位でドップラー効果起こると思ってた

          地元にいた攻防一体型のおじさん

           どんな地域にも不思議と1人は名物おじさんがいる。みなさんも自身の記憶を思い返して欲しい。 多くの人が自身の幼少期を過ごした地域に生息していたおじさんを思い浮かべたのでは無いだろうか。私もそうだ。 名物おじさんと言われて思い浮かべるのは、月曜日の夜更かしに出ていた、小岩駅らへんで奇抜な格好をして、過激な発言をしていたあんなおじさんではないだろうか。 名物おじさんは普通にヤバいやつなのである。 そのため、大人の我々は、たとえ遭遇しても見ぬふりをするが、好奇心の旺盛な小さ

          地元にいた攻防一体型のおじさん

          女体像は初雪で作るべし

          ※今回は結構面白い話なのですが、性的な表現や痛々しい表現が少しだけあります。ご自身の責任でお読みください。でも、結構面白いです。   中学生の性への原動力は凄まじい。それ故に多くの男子がたくさんの失敗や黒歴史を築いてきている。 今回は私の幼少期に圧倒的な性欲によって、多くの代償と引き換えに奇跡の芸術を誕生させた話をする。 私の幼少期は既にインターネットが普及しており、小中学生でも個人でインターネットにアクセスできる端末をもっているような状況だった。 そのため性の探求は加

          女体像は初雪で作るべし

          同級生の女の子の首を不意に締めてしまった話

          世はまさに大ドッキリ時代。 テレビでは特番で旬の芸能人が分かりやすいドッキリに分かりやすく引っ掛かり、多くのyoutuberが申し訳程度の再生回数のため犯罪スレスレのドッキリをしている。 かく言う私もドッキリっ子だ。3度の飯よりドッキリが好きだ。普段すましてるやつの慌てふためく姿を見ると得も言われぬ恍惚感を覚える。 
 私のドッキリ最盛期は中学生の頃。安易にドッキリグッズや定番のドッキリには頼らずにオリジナリティのあるドッキリをしようと日々友人らと画策していた。  バレ

          同級生の女の子の首を不意に締めてしまった話

          見えないお姉ちゃんがいた話

          理想のお姉ちゃんヘッダー:南春香 「みなみけ おかえり」より 引用: https://youtu.be/Vhd2VioFkHA?si=Mb9caJqG9rmd13Ae 私は小さい頃からボッチ気質で1人で遊ぶことを好み、母や父の愛情をも右から左へ受け流し、1人孤独に積み木を組み上げていた———— 
両親や周りからは、そんな風に見えていたらしい。成人後、両親と飲んでいた際にそんな思い出話をされた。 しかしながら私には曖昧ながら年の離れたお姉さんに毎日遊んでもらった記憶がある。

          見えないお姉ちゃんがいた話

          気づいたらバレー部を辞めてワカメを灰にしていた

          人は限界になると無理やり何かに自分の生きる意味を見つけ直面する問題から逃避することがある。その対象はペットや宗教など様々であるが、これは私の友人が追い込まれた挙句に一時の感情でワカメに人生を捧げた狂ってしまった話である。 高校時代、新歓での優しい態度に騙されて私と彼は誤っては根暗オタクにも関わらずゴリゴリの体育会系部活に入ってしまった。1年生は誰よりも早く部活に行って準備をし、誰よりも遅くまで掃除をする。先輩や先生には「ヤーッス!」と存在しない挨拶を全力でさせられ、何か不備

          気づいたらバレー部を辞めてワカメを灰にしていた