見出し画像

【備瀬フクギ並木】緑のトンネルと海を眺めるのんびり散策

今日は遠くへドライブへ行こう。
緑がいっぱいで、きれいな海も眺められる場所がいい。

そこで今回訪れたのは、「フクギ並木」で有名な本部町備瀬。

今回は、そんな備瀬のフクギ並木を、のんびり散策した様子を紹介しています。

\ 動画はこちら /


緑のトンネル、フクギ並木

備瀬のフクギ並木は、沖縄県北部の本部町にあります。
有名な「沖縄美ら海水族館」からは目と鼻の先です。

備瀬は、昔ながらのフクギ並木の景観が残っています。

【フクギ
防風のため海沿いの集落でよく植えられている木のこと。
古くから屋敷周りにフクギを植えることで、海風から家屋を守ってきた。

古くから備瀬集落を守り続けてきたフクギ並木。
現在では、昔ながらの集落を残す景観として、人気の観光スポットになっています。

駐車場付近はにぎやか

備瀬の集落内には無料の駐車場がありますが、シーズン中の昼間ともなると満車になっていることがほとんどです。

無料の駐車場の付近には有料駐車場(1日300円〜500円)もあるので、無料駐車場が満車の際は、有料駐車場を利用しましょう。

フクギ並木の入り口付近はにぎやか。

飲食店やレンタサイクルなどが並び、
「静かな場所って聞いていたけど、思っていたより人が多い!」
という印象を持つ方もいるかもしれません。

しかし、ご安心を。
フクギ並木を進んでいくと、だんだんと人通りが少なくなります。

水牛車に乗ってみた

今回は、観光客に紛れて水牛車に乗ってみることに。
何度か訪れたことのある備瀬でしたが、水牛車に乗るのは今回が初めて。

せっかく何時間も時間をかけてやってきた備瀬です。
以前から気になっていたので体験してみることにしました。

【水牛車の情報】
営業日:土曜・日曜
営業時間:11:00〜15:30
※お客様次第で早めに閉めることもあります。
※予約不可、先着順。
所要時間:約20分
料金:〜大人4名:2,000円

水牛車インスタグラムより

今回、私が乗る車を引いてくれたのは「福ちゃん」。
動きも顔つきも実にのんびり。

大人子供合わせて8名が乗った重い牛車を引いてくれました。

のっしのっし、という音が聞こえてきそう。

福ちゃんがひく車に乗って、のんびりフクギ並木を遊覧できました。

静かな緑のトンネル

水牛車に乗ったあとは、自分の足でもフクギ並木を散策してみることに。

備瀬のフクギ並木はまるで緑のトンネル。
せわしない日常を抜け出し、不思議な世界に足を踏み入れたみたい。

フクギに囲まれた集落の中はとても静かです。

フクギ並木には「順路」と書かれた石板が設けられています。
順路通りに進めば、道に迷うことなく、歩きやすく整備された並木道を散策することができるようです。

順路から逸れた小路も興味をそそる風景が続きます。
少し凸凹道になっていたり、住宅と住宅の間の小さな緑のトンネルになっていたり。
生活感が垣間見える並木道もまた良いものです。

※注意
住宅に立ち入ったり、住民の迷惑にならないように散策しましょう。

古いフクギは、背が高く、根っこはボコボコと地表にうねり出しています。
長い年月が感じられます。

ボウズ珊瑚や石が積み上げられた昔ながらの石垣も数多く残っているので、昔ながらの沖縄の集落を感じることができます。

※注意
夏場は蚊が多いので虫除けスプレーは必須です。

海と隣り合わせの並木道

フクギ並木を散策していると、時折波の音が聞こえてきます。
波の音を目指して歩いてみましょう。すると、そこには海が・・・!

不思議な緑のトンネルの先は、キラキラの海が広がります。

美しい風景を眺めていると「やはり、ここは不思議の国?」なんて思ってしまいました。

レンタサイクルで駆け抜けた

備瀬のフクギ並木は、意外と広いです。
そのため、途中からはレンタサイクルで移動することに。

頭の中では、ゆずの「夏色」が流れます。
自転車で風を受けながら駆け抜ける散策もまた良いものです。

【福レンタサイクル】
普通自転車:1時間500円、2時間800円
子供用自転車:1時間300円、2時間500円
電動アシスト:1時間1,000円、2時間1,500円

※その他レンタル料金は公式ホームページでご確認ください。

福レンタサイクル公式ホームページ

おさかな天国の備瀬崎

自転車でフクギ並木を抜けると、開けた場所に出ました。

フクギ並木で有名な備瀬は、美しい備瀬崎の海も見どころのひとつ。
水着の人や、シュノーケルの格好をした人たちがたくさんいました。

備瀬崎
フクギ並木を抜けた先にあるビーチ。
熱帯魚や珊瑚礁が生息し、シュノーケルポイントとして有名。
干潮時になると浅瀬が広がるため、シュノーケル初心者にもおすすめ。

「天然プール」のリーフを散策

干潮時は潮だまりが現れるため、珊瑚礁でできた天然のプールのようになります。

この辺り一体が、ほとんど岩場なので、アウトドア用のサンダルやマリンシューズでの散策がおすすめです。

海を眺めながらひと休憩

フクギ並木を散策した後だったため、冷たいものが食べたくなりました。
汗をかいてヘトヘトになっていたところに「かき氷」の文字が。

イルカのイラストがかわいいパーラーを発見。
手書きな感じがたまりません。

パーラー くびーる
沖縄県本部町字備瀬
那覇空港から車で約2時間
となりに貸しシャワー・売店もあり

海が見える特等席で沖縄ぜんざいを

せっかくなので、冷たい沖縄ぜんざいをいただくことに。

沖縄ぜんざいは、かき氷に甘い金時豆や白玉が入っている氷菓子。
甘くて冷たい。暑い夏にはぴったりの沖縄スイーツです。

パーラーの目の前には、海が見える特等席あり。
手作りの椅子に腰掛け、ひと休憩しました。

キラキラとした海を眺めながら、冷たい沖縄ぜんざい。
絵葉書のような一コマになりました。

備瀬海岸を駆け抜ける

備瀬を一通り満喫できたので、帰路につきます。
最後はレンタサイクルで、備瀬海岸を駆け抜けました。

波の音と海風が心地よい。

学生時代にこういう場所を自転車で駆け抜けたら・・・。
もうそれだけで青春ですよね。

まとめ

今回は、水牛車に乗ってフクギ並木を遊覧したのち、自分の足でも散策をしてみました。

緑のトンネルが続く不思議な空間。
トンネルを抜けた先に広がる海。

自然を楽しみながら、趣ある集落散策もできる備瀬のフクギ並木。
忙しない日常を飛び出して、のんびり散歩をするように観光を楽しむことができました。

途中で立ち寄った海辺のパーラーで、歩き疲れた体をクールダウン。
キラキラとした備瀬崎の海と沖縄ぜんざいが最高でした。

最後はレンタサイクルで備瀬海岸を疾走して、ちょっぴり青春気分も味わえました。

備瀬のフクギ並木で「のんびり散歩をするように」沖縄観光なんていかがでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?