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恐れることなかれ【SNSでの発信】あるポイントを抑えれば強力な寄付募集ツールとなる

みなさん。こんにちは。
寄付の募集は、非営利団体の活動の命綱です。しかし、SNSでの寄付の呼びかけについて、どのようにアプローチすれば良いか、多くの団体さんが悩んでいます。とりわけ、積極的な呼びかけが炎上やフォロワーの離反を招くのではないかとの懸念により、ただの告知のみになってしまっていたり、消極的な投稿によりマンネリ化してしまう団体さんも少なくありません。そこで、今回はSNS投稿における寄付募集について考えてみたいと思います。


炎上のリスク

とある国内非営利団体がSNS上での募金キャンペーンを実施しました。その際、具体的な寄付の用途や受取金額の公開が不足していた結果、一部から「どこに使われるのか?」という疑念の声が上がりました。更には、募金の目標金額が達成されたにも関わらず、その後の活動報告が曖昧であったため、多くのSNSユーザーから非難の声が上がり、結果的に炎上に繋がったケースがあります。

背景 SNS上では、一つの情報や疑念が即座に拡散されることが多く、そのため、透明性の確保や迅速な情報提供が求められています。この団体の事例では、そうしたSNS時代のリスク管理の取り組みが欠如していたことが、炎上の大きな原因となりました。

明確な呼びかけがもたらす効果

理由: SNS上での寄付の呼びかけは、単なる募金の要請以上の意味を持つことがあります。それは、組織の理念や活動内容をフォロワーと共有し、共感を得る機会でもあります。
具体的な呼びかけや目標設定を行うことで、フォロワーはその活動にどのように関与できるのか、また、自らの寄付がどのように使われるのかを明確に理解することができます。

積極的な呼びかけのポイント

SNSで寄付を積極的に呼びかける際には、フォロワーに対する透明性の確保と、具体的な結果を約束することで信頼関係を構築することです。また、進捗報告や成功体験を共有することで、フォロワーとの関係を更に深化させたことも大切です。

透明性が鍵となる理由

寄付者や支援者は、自らの資金がどのように使用されるのか、またその結果としてどのような影響が生じるのかを知りたいと考えています。透明性を保つことで、寄付者に対して組織の誠実性を示すことができ、結果的に持続的なサポートを受けることができるようになります。

寄付の使途の公開

SNSを利用する世代は、情報の透明性や企業の社会的責任に高い関心を持っています。そのため、NPOや非営利団体がSNSで寄付を募る際、具体的な使途の公開は、信頼関係の構築において非常に効果的です。公開することで、寄付者は自らの寄付がどのような活動に役立つのかを知ることができ、組織への信頼感を強化することができます。

弊社でも実証済み

弊社DO DASH JAPANにおいても、非営利団体さんのLINE公式アカウントやSNSの運用をお手伝いをする取り組みを行なっていますが、その中で様々な寄付募集の投稿をテストしたところ、想像以上に強い訴求を行なってもネガティブな反応は起こらず、むしろ寄付が伸びる傾向にあることがわかりました。

この時のポイントは大きく2つです。

①目的を達成するために寄付が必要であること
②関係者(団体スタッフや受益者、関連団体)の声に共感を集めること

①についてはもちろんのことですが、特に大事なのは②の現場のリアルな声です。実際に弊社が訴求した内容は主に以下のようなものです。

・スタッフや代表の活動への想い
・団体の支援者が寄付するときの動機
・支援を受け取った対象者の変化や現実
・関連団体が自団体と活動を共にする理由や背景

このようなリアルな声を寄付募集と合わせて訴求することで、実際にSNSの発信を受け取ったフォロワーが、身近なこととして体験/見聞きしたような共感を感じることができ、配信への反応率が大きく上がります。
ある意味、強烈な寄付募集を感情表現によって中和/緩和しているとも言えるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はSNSを活用した寄付募集について考えてみました。
寄付募集において重要なのは、正直にありのままを嘘偽りなく伝える。ということかもしれません。そこに妙な欺瞞や見栄、一方通行な正義が見え隠れすると人は疑いを持ち、それが火種となって悪循環が始まるのではないでしょうか。

DO DASH JAPANでは広告をはじめ、数千を超えるコンテンツ配信のテストを行なってきました。もし以下のようなお悩みをお持ちでしたらぜひお気軽にお問い合わせください。

・SNSの配信ネタがなく困っている
・団体のリソースが足らず、十分なファンドレイジングができていない
・発信の良し悪しがわからない

具体的な施策や予定がなく、ご相談だけでもとっても嬉しいので、ぜひ!
お会いできることを楽しみにしています!

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