見出し画像

富豪/資産家の巨額寄付から、彼らの動機を考える

みなさん。こんにちは。
急に寒くなってきて、体調を崩し気味の私ですが、皆様は以下がお過ごしでしょうか。この季節(もうすでに2023年が終わろうとしています)になると、連休やイベント毎が増え、寄付市場にとってはアゲインストな市況となってくるかと思います。


そんな中、年末年始には不思議と超高額な寄付が増える傾向にもあります。

18歳の頃、ケンカによって逮捕された少年がその後心を入れ替え、29歳でビル管理会社を設立、以来約50団体へ総額9億6200万円の寄付を行い、2021年には、褒章や勲章の受章回数が103回を超えギネス世界記録に認定されました。

こちらは残念ながら訃報となってしまいますが、80億ドル(約1兆2000億円)を超える財産を寄付した億万長者の方のご紹介です。それだけの資産を持ちながらご夫婦と2で2部屋の小型マンションに住んでいたとか。

こうした背景を元に、今回は巨額寄付を行う彼らの想いやキッカケ、目的などについて考えてみたいと思います。

巨額寄付の想い

我々は、巨額寄付の動機を分析すべく、数百億を超える資産をお持ちの資産家の方何名かにお会いし、実際にインタビューを行ったことがあります。
どなたも本当に素晴らしい方々ばかりでしたが、インタビューを行う中で気づいた彼らの共通点があります。

寄付への想い/キッカケ

  1. 社会的責任感: 巨額寄付をする方の中には、自身の成功が社会やコミュニティのサポートによって成し遂げられたと感じている方が多いです。彼らはこの恩恵を社会に還元し、恩返しすることで、社会的責任を果たそうとしています。

  2. 個人的な信念や価値観: 宗教的信念、個人的な原体験、あるいは家族の伝統などによって培われた自らの価値観や信念に基づいて寄付を行っています。たとえば、ある特定の病気の治療を受けた経験がある人は、その病気の研究に寄付することがあります。

  3. レガシーの創造: 巨万の富を得た方の中には、自分の遺産を残す一環として、社会に肯定的な影響を与えることを望む人もいます。彼らにとって、寄付は自身の名前や家族の名誉を長く残す手段となり得ます。

  4. 社会問題への対応: 社会問題に対する深い関心や、特定の問題を解決したいという強い願望が寄付の動機になることもあります。例えば、教育格差の解消や環境保護など、具体的な課題に取り組むための資金提供として寄付を行います。

巨額寄付を行う方の各共通点から見えてくることは、社会的な影響力を行使し、世界にポジティブな変化をもたらすことを目指しているということ。
彼らの行動は、単に財力のみならず、影響力やリーダーシップを社会的な善のために用いることの重要性を示している。と私には感じられました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は多くの資産を築いた方々が行う、巨額寄付への想いについて考えてみました。
これからの日本においても、限られた資源をどのように効率的かつ適材適所に分配していくかが求められているかと思います。今一度、彼らの想いにも耳を傾け、その想いを実現する手助けする。ような姿勢になってみるのも良いかもしれませんね。
それでは、また。

1時間の無料オンライン個別相談会
御遠慮なくお問い合わせください!
フォーム入力1分!!翌営業日内までにご返信いたします。

この記事が良いと思った方は、いいね&フォローを
共感してくれた方はぜひシェアもお願いします!
励みになります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?