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【グランピング宿泊記④】アフリカ・ケニア・キボサファリキャンプ

コロナのおかげで、密ではないグランピングという宿泊スタイルがこれからもっと普及しそうです。流行ではなく定着化して欲しい旅行スタイルのため、私はもっと楽しく快適なグランピングがいろんなところに増えることを願っている人間の一人。ここ数年の自然回帰欲が激しい私は言わずもがなハマっているのと、グランピングって日帰りBBQのことだと思われていて悲しいのでもっと知ってもらいたい気持ちで書きます!

1.アフリカ発祥と言われるグランピング

グランピングは欧州の貴族がアフリカでハンティングするための豪華な野営キャンプが発祥だと言われている。よって、アフリカに行こう!となったときにグランピングに泊まりたいと思っていた。よって、ラグジュアリーなところが多くコスパの良いところを探したところ、ケニアの南部アンボセリ国立公園に隣接しているキボ・サファリキャンプ(kibo safari camp)を発見。日本の旅行代理店も斡旋している場所のようだったのでそれなりに整っていると思い予約してみた。

訪問時の詳細なレポートはグランピングのまとめサイトglampicksに掲載しています↓

2.一番安い郊外への行き方

ホテルに問い合わせたところ、ナイロビ中心部からタクシーで250USDかかると言われたためタクシーを手配せず、ナイロビで泊まっていたホテルのタクシードライバーさんにマタトゥという小さな乗り合いバスに乗ってキマナという都市まで行けるよう手配してもらった。外国人からはお金を多くもらえるからどのマタトゥも私たちの勧誘に必死だった。一方、ナイロビは凶悪都市として有名なため、拉致られないか、強盗に合わないかちょっと心配だった。

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地元の人たちとワイワイしながら一緒に首都ナイロビから南下し、教えてもらっていたキマナで降車。

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そこでタクシーを自力で捕まえて!と言われていたのですが誰がタクシーのおじさんかわからずキョロキョロしていたらおじさんがタクシーの運転手を教えてくれて、Kibo Safari Campに向かった。結果2人で合計60USD程で到着!

3.アフリカのサファリテントのお部屋

kibo safari campのお部屋はどこもこの頑丈なテント生地メッシュの大きな窓がついていて、木のドアと大きめの茅葺き屋根がかぶさっていた。内部の余裕のある空間にはトイレ、シャワー、洗面台もあり、広々としていてテントとは思えない快適さがあった。雨風が強くてもびくともしなそうで、ホテルの一室と変わらない安心感が感じられた。

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ただ、外とはテント布1枚の隔たりのため、夜中のカエルなどの生き物の大合唱の迫力は凄かった・・・!国立公園の周りは、街が栄えているわけでもないため、インフラがとても心配だったが、滞在した2泊3日とも停電も、断水も何も起きなかった。

また、11月というケニアでは冬のシーズンで観光のオフシーズンに行ったのだが、扇風機以外の冷暖房器具が見当たらず夜の冷え込みを心配したがテントの窓を閉めれば機密性が高く、寒さを感じず就寝することができた。心配していた虫や蚊もほぼ皆無で、結果としてとても快適なステイだった。

4.エリア内のゆったりした開放感のある施設

オフシーズン価格なのかはわからないが、11月で1泊3食付き300USD/1室(2人)だった。周りに飲食店が皆無のため3食インクルーシブ(飲み物は別)でこの価格でアフリカの僻地でこの快適さであればとても満足。というところ。

食事は3食ともビュッフェ形式。メニューはアフリカのご飯からウエスタンな料理まで幅広く毎食違うものが用意されていてとても楽しめた。

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とはいえ、頻度高く謎の料理も登場。

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もちろん国立公園付近に滞在する目的はサファリだが、1日中野生動物をみに行くわけではない。朝・夕の動物たちのご飯タイムに行くことが良いとされており、昼前後はホテルに返される。そうなると、昼間は暇である。そんな暇つぶしのお供にプールはとても最適。残念ながら水温がかなり冷たくプールに入ることは厳しかったが、青空のもとでプールサイドで読書&お昼寝をしてまったり過ごした。

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また、サファリ後は、この焚き火スペースで焚き火を囲みながらマサイの踊りを鑑賞できるアクティビティもあった。ちなみに右手に見えるのは、キリマンジャロ。

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強制的にみんなジャンプをさせられるマサイタイム。自然と笑みがこぼれます。

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5.肝心のゲームドライブ(アニマルサファリ)とコスト

ホテルの人にゲームドライブをお願いしたところドライバー+ガイド+4WDのチャーターで350USD/日と言われていた。しかし、それをどうにか抑えられないかと思い、来るときに捕まえた地元のタクシードライバーさんに相談したところ、ドライバーさん+4WDで1日200USDでいいとのことだったのでお願いしてみた。しかし、その200USDのうち、半分は毎日かかる車両入場料とのことで2人で4WDのチャーターはコスパが悪いということを学んだ。(この後のタンザニアではツアーでゲームドライブに参加することにしたのであった)そして、そこに、毎日私たちの入場料がアドオンされていく費用感。

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幸い、キボサファリキャンプは国立公園ギリギリ外だったので、国立公園内ではなかったが、国立公園内で宿泊すると、その日数分の入場料、場所によっては宿泊料までかかってくるので費用については要注意。

ここまでケチっていた理由は観光業なのに意外とカードが使えず現金社会だからというものあった。田舎に来るとATMもないため、払いたくても払えないwということが往々にしてあるのがアフリカ。

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景色も動物も圧巻!

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象の大群に遭遇して一生分の象を見た気持ちになった。

6.まとめ

布一枚だけで外との世界が区切られるキャンプ・グランピングは、その土地におじゃましている感じがホテルよりもとても強く、アフリカの自然に溶け込めている感じがとてもよかった。

アフリカでアフォーダブルな価格帯のグランピングあっても、想像以上の快適さがあり、海外旅行でも積極的にグランピングスタイルの宿に泊まっていきたいと思わせてくれるステイだった。

kibo safari campは、動物が敷地内に入ってこないように電線を貼って安全確保していたが、動物に近いグランピング施設もあったりデザインに拘っていたり、丘の上に立っていて国立公園を見渡せるグランピング施設など様々なものがありアフリカのグランピングをもっともっと掘り下げていきたい。

*間違えてnoteを削除してしまったので、同じ内容を投稿しています

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