神経筋リラクゼーションは起こっていない。等尺性収縮・PNF・MET・ストレッチ
神経筋リラクゼーションとは、神経筋の反射を使って緊張した筋肉を弛緩させたり、可動域を増やしたりする徒手の方法です。
理学療法の等尺性収縮後の弛緩アプローチ、PNF、MET/マッスルエナジーテクニックなどの理論/説明モデルでもあります。
その反射は、下記のようなものがあります。
伸張反射:
筋肉を伸ばすとその筋が反射的に収縮するという反射です。筋紡錘からのⅠa求心性信号によって起こり、同じ髄節の運動ニューロンを興奮させ、筋を収縮させるというものです。
静的ストレッチのときに伸張反射を起こさないようにゆっくり伸ばしましょう、などとよく言われています。
相反抑制・Ⅰa抑制:
主働筋が収縮すると拮抗筋が弛緩する反射のことです。 筋紡錘の感覚線維であるⅠa線維は、脊髄内で抑制性介在ニューロンに繋がり、拮抗筋の運動ニューロンを抑制して弛緩するという理論です。等尺性収縮後の弛緩、PNF、METなどでよく使われている説です。
自原抑制・Ⅰb抑制:
筋肉を伸張させると伸張反射により収縮すしますが、さらに強く筋を伸張させると、腱にあるゴルジ腱器官のⅠb線維という感覚線維が、脊髄内の抑制性介在ニューロンに信号を送り、同筋の収縮を抑制して弛緩させるという反射です。これも同じように等尺性収縮後の弛緩アプローチやPNFなどでも使われている説です。
しかし、色々な本にも書いてあり、昔から使われている仮説ですが本当に起こってるのでしょうか?
常識は非常識であり、真実は固定概念を覆すもの。
この神経筋リラクゼーションそれに当てはまる可能性があります。
下記論文では…
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