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柔道整復師の方がPVレッスンを受けた感想

柔道整復師・京都市


「疼痛科学」や「神経科学」と聞くと、どこか難解で近寄りがたいイメージがあったのですが、レッスンに入ると講師に分かりやすく、かみ砕いて説明していただけましたので初学者の私にでも理解でき、非常に安心できました。

レッスンが進むにつれてその事実に驚きや、自分なりの発見がありました。

今まで自分が臨床で行っていたアプローチの方法をDNMのフィルターを通して考えてみると、「なぜあのアプローチで効果が出たのか」その理由が明確になりました。 

そして、そのアプローチで無くとも説明モデルであるDNMで効果が出る事も。

この事実は様々な理論やアプローチで混沌とした私の頭の中をとてもシンプルにさせてくれました。

DNMは一見するとただ優しく触っているだけのように感じ、患者様からすると結果が出る事が少し不思議に感じられるのかも知れません。

DNMは非常にシンプルなアプローチの方法です。

なので、私のような初学者でも習ってすぐある程度の効果が出せます。

そして、セルフケアと一緒に患者様に紹介する事で施術に一貫性が出ますし、より積極的になってもらいやすい印象です。

患者様にとってもこのシンプルな方法がセルフケアを簡単に、長く続けられる理由にもなると思いました。

以下はDNMを実際に使ってみた際の患者様の反応を書きました。

病院にて腰椎椎間板ヘルニアの
診断を受けた患者様。

足部背側のしびれと痛みがありましたが、その症状の程度が回を重ねる毎に減って来ているそうです。

DNMで施術するとしびれ感や痛みがアプローチ中に改善されていくのが分かると言っておられます。

肩、背中の「こり」を訴える患者様。

強く揉んだり、伸ばしたりしないこの徒手療法を気に入っておられるそうです。その患者様から「また、あれをやって欲しい」と申し入れがあります。

また、最初にアプローチした際には、軽い力でスキンストレッチをするだけでも肩や背中のコリが改善する事に驚いてらっしゃいました。

またこの他にも数名、ご希望された方にDNMでアプローチしていますが、いずれも印象がいい様子です。

DNMと今までの徒手療法との違いといえば沢山違いがあるのですが、組織や構造を変化させようとせず、末梢神経、皮神経にアプローチする所が大きな違いに感じました。

また、既存の組織や構造を主とした考え方を以前は鵜呑みにしている所がありましたが、これらに疑問を持てるようになりました。

皮神経について学べば学ぶほど、今まで皮神経にアプローチしていたんだなと確信するようになりました。

私をはじめ沢山の方が皮神経が表層にあり、重要な役割を果たしている事を知らず、身体の深層の組織にフォーカスしてしまいがちです。

もっと早くに、皮神経について学ぶべきでした。

ペインサイエンスについて今まで「痛みの原因は様々だ」という事は知っておきながら、その具体的な原因がどのように作用し、痛みを脳からアウトプットするのかについては今回ほど考える事がありませんでした。

「痛み」が様々な要因で脳から作り出される事を知ると、私達が患者様の痛みを減らす事のできるチャンスも様々だと感じました。

専門学校でも教えてもらえない貴重な内容ばかりで、楽しくて興味深い反面、慣れない単語などが沢山でした。これから少しずつ勉強して行きます。

私は講師の岩吉先生をとても信頼できる人だと思っています。
しかし、YouTubeで見ていた印象と全然違い、とても物腰が柔らかくて驚きました(笑)

講習も私の理解度に合わせて説明していただいていましたし、私の稚拙な質問にも嫌な顔一つせず、すぐに答えていただき、学力に不安がありましたが、しっかりとフォローしていただけました。

また、威圧的でなく、恥ずかしい思いをさせない心遣い、お話をする時の親身な態度、その何もかもが、セラピストとして、人間として、とても勉強になりました。

もし、今何かの勉強会や講習会を受け始めようと思い、柔道整復師の方がこのページをみておられるなら、DNMを勉強する事を是非考えてみて下さい。 

そしてプライベートレッスンを受ける事を心からおすすめします。

DNMを勉強したその上で今ある徒手療法やあらゆる医療サービスを見まわしていただきますと、きっと色々な矛盾や問題に気がつくと思います。

痛みと何かと関係する接骨院の業務。

病院で「問題がなにも無い」と言われた結果、悩んで来院される可能性がある場所も接骨院です。

そういった方への対応の用意として、DNMを学ばれても良いかと思います。

https://dnmjapan.jp/pv-lesson/


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