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ブルーベリージャムのサンドイッチ

お手製のブルーベリージャムをいただいた。
毎度、ありがたいことである。
市販のものとは鮮度も味も違う。
摘むのにも手間暇がかかることは、ブルーベリー狩りをしたことがあるので少しはわかっている。

紫とゴールドは美味しいの証

いつもながら感心してしまう出来栄えのジャムで、いただいた帰り道にリッツを買っておいてよかった。
深夜、リッツにジャムを乗せながら映画を見ていた。

朝方になって、またお腹が空き、せっかくだからサンドイッチを作りたくなる。
クリームチーズにバゲット、それにブルーベリージャム。
あるいは、少し酸味のある固いパンにターキーハムとスイスチーズ、それにブルーベリージャム……。

夢想は果てないが、そんな気の利いたものが朝方の冷蔵庫のなかにあるわけもない。
あるもので、ベストを尽くそうじゃないか、とまずはバターをレンジで少し温める。

お気に入りのLAWSONの食パンにバターを薄く塗りつけ、スライスチーズを乗せる。ハムも残っているので乗せる。その間にブルーベリージャムを塗る。
なんか見た目がいい。色合いもいい。
それをしばらく馴染ませてから齧る。

おいしい。

仕上げに、熱い紅茶を啜る。イギリス土産のアールグレイのティーバッグ。

甘いものと塩気のあるものの組み合わせ……生ハムとイチジクとかカレーのレーズンとか、酢豚のパイナップルとか、カボチャサラダのドライフルーツとか、そういうのと同じかもしれないけど、ブルーベリージャムのサンドイッチは、もう少し主役感がある。

今夜もおいしくいただきました。
ご馳走様です。

明日、ターキーハムを探しに行こうかな……。
そんなことを考えていたら、雨音がしている。
雨は降らない予報だったから、ベランダに干した洗濯物をあわてて取り込んだ。

もうすぐ、ジャックが起きてくるだろう。
パンの匂いには敏感なのだ。
少し、ジャックの分もパンを残して、もう一度紅茶に戻った。

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