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抗体のはなし。

抗体、免疫グロブリン。体を守るタンパク質。

種類はいろいろあるが一番有名なのはIgG。抗体の代表選手。

抗体は異物を認識して結合して排除するように働きます。IgG抗体の形は"y"の字の形をしていて2本の手で異物をキャッチ。2本の手は"y"の字の頭。下の部分はFC部分と言ってこれもまた細胞に結合することが出来ます。

IgGには1から4までのサブクラスがある。"1"が一番多く"4"が数ないということ。FC部分では細胞に結合することでその細胞を壊す、貪食を誘導するなど。抗体依存性細胞障害、補体を活性化してターゲットを破壊など。

免疫の立役者である抗体はほんといろんなものと反応します。それが良いところであり悪いところでもあります。

悪いところでは今流行りの花粉症。これも抗体の悪いところが出てしまっている現象です。でも、これは人の生活があまりにも変わってしまったことが原因ではないかと思います。なので、体はしょうがなく反応している。したくなくてもシステム上当たり前の反応なのかも知れません。

今現在、治療薬としても期待され、人工的にも薬として作用させるべく研究も進められているところです。

人が考えもつかないことを自然、生物はやってのけます。まだまま人は自然に学ばないといけません。

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