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"AI"ってなんだろう? - まとめ。

生成AIという言葉がよく使われAIが身近になっていますが、実際、"AI"ってわかっているようでわからないのでまとめてみます。

AIとはArtificial Intelligenceの略で日本語に訳すと「人工知能」と言うことです。

このAIを実現する技術が機械学習、その中でも最も注目され活発に開発されているのが、ディープラーニング(深層学習)というものです。

今注目の生成AIもこのディープラーニングの技術が使われています。特に自然言語処理の分野では大きく発展していますが、この発展のきっかけとなったのは、「Transformer」という自然言語処理のディープラーニングモデルです。

Transformerの設計は拡張性が高いことから、のちに多くの自然言語処理の大規模言語モデル(LLM)を生み出しました。例えば現時点でよく使われているテキスト系のジェネレーティブAIのGPT、BERT、T5などの基盤にはTransformerが用いられています。

LLMとは

自然言語処理の初期の段階では、ルールベースや統計ベースの手法が主に用いられました。2010年代初頭ごろから、深層学習(ディープラーニング)の進展に伴い、単語の埋め込みやRNN、LSTMなどのアーキテクチャが開発されました。



機械学習の中でもディープラーニングという仕組みを使った「Transformer」というモデルが開発されら、この「Transformer」が拡張され、多くの自然言語処理の大規模言語モデル(LLM)が生み出された。

GPT(Generative Pre-trained Transformer)はTransformerをベースとした言語生成モデルで、米OpenAI社によって開発されました。2018年に初めて導入された大規模な言語モデルです。

https://ai-market.jp/technology/transformer-chatgpt/#TransformerLLM

生成AIとの違い
LLMと生成AIは、どちらも人工知能(AI)の一種ですが、階層と特化分野において異なる特徴を持っています。生成AIとは、テキスト、画像、音声などのデータを自律的に生成できるAI技術の“総称”です。一方、LLMは、自然言語処理に特化した“生成AIの一種”であり、膨大なテキストデータから学習することで、より高度な言語理解を実現したものです。

ChatGPTとの違い
LLMとChatGPTは、どちらも人工知能(AI)の一種ですが、機能と関係において異なる特徴を持っています。LLMは、膨大なテキストデータから学習し、高度な言語理解を実現する技術です。一方ChatGPTは、LLMを応用して人と自然な会話ができるように特化した対話型AI、あるいはこれを開発したOpenAI社の提供するサービスを示します。

https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sp/contents/column/20240229_llm.html

今、"AI"というと文章や画像などを自動で作ってくれる"生成AI"ということが頭に浮かぶのではないでしょうか。

"生成AI"の技術はディープラーニングの技術で成り立っている。そして、「Transformer」というモデルが作られ、多くの自然言語処理の大規模言語モデル(LLM)が生み出された。そのLLMを拡張して作られたのがChatGPT、Geminiを代表とする生成AIということになります。


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